昨今の政治不信は今の選挙制度や根本的な政治の仕組みが今の時代、もしくは日本人に合致していないことから生じているのではないだろうか?
よく皆が口をそろえて言うのが、「今まで自民に入れて、前回の選挙で民主に入れ、今回は維新やまた自民に入れようとするメディア妄信型のB層のせいで政治がめちゃくちゃになる」という話だ。
これは致し方がないことだろう。少なくとも今のように選挙権が一律で与えられている世の中において、頭のいい人から悪い人まで、選挙に関心がある人からない人まで平等とされるからだ。
しかし、優秀な人や政治を考えている人の一票と、テレビやネットからの情報をうのみにする人や何も考えていない人の一票が同じという世の中はどうなのであろうか?
今の世の中は知名度による選挙だ。メディアに露出すればするほど、有名な政党であればあるほど票を得やすい。しかし結局はその中身は空っぽ、そんな政治を何十年も続けてきてしまっている。
そろそろその終止符を打たなければどんどんと国力は低下していくだろう。
選挙権を得るためには、政治や一般常識に関する試験(センター試験程度を想定)を突破しなければ得ることはできない。
もちろん選挙権を得るための試験は性別や職業、年齢によって差別は受けない「平等」な試験である。必要であることは日本国民である、ただそれだけである。
これにより、政治に無関心であるもの、知能の劣るものを排する。そしてこれは更新制にし、2回の衆議院選挙(もしくは8年)までの間有効でその後は再度受験が必要になる。
この試験を突破すると自動車の免許証のような「選挙免許証」が発行され、晴れて投票権を得ることができる。
しかし、これを受けたものは政治への参加が義務付けられる。これが後者の直接選挙制度である。
国会議員は法案などの作成を行い、それを審議にかける。この審議には選挙権を受けたものも決議に参加する「義務」を負う。
年間の審議の参加率が50%を切った場合免許は失効となる。などのペナルティを課し、政治への参加を義務とする。
しかし、その法案の有用性を有権者がどのように決めるか、それは国会議員がわかりやすくメディア等で法案のメリットとデメリットを説明する。ツイッターのようなサイトで有権者同士で議論を交わすのもありだろう。
それらを見た上で判断し、有権者は投票を行う。投票期間は二週間程度設け、できれば自宅のPCからでも「選挙免許証」により投票できるようにしたいが、難しければコンビニエンスストアなどで24時間投票できるようにする。
このようにすれば政治に関心のない者、周りに流されて投票する者を遠ざけ、さらに有権者は一票の重みを知り投票することができる。
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哲人政治かあ。俺も人類はもう一度ぐらい、真剣に挑戦してみてもいいんじゃないかと思っている。ネットのおかげで、頭さえ良ければだいたい平等に情報が行き渡るようになっている...
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