「泥の様に10年」でしたっけ?w
とか思いながらどっぷり寝込んだ。1月ぶりによく寝たせいか、すっきりしているけど頭が痛い。(変な話だ)
39度近い高熱で動けなくなって、ようやく休みが貰えた。
考えが甘すぎたと思う。というか社会に期待し過ぎていたのかもしれない。
入社して1年半。糞大学も糞なりにトップで卒業した。プログラミングは楽しかった。勉強は勉強という感じがしない。
実戦で通用しないのはわかっていた。だからこそ学べることに期待した。
地方にとどまったのが間違えだったのかもしれない。
とんでもなくネストの深いループや分岐(クラス使えや。せめてメソッドに分けろや)
ソース内にある変更履歴(え、バージョン管理使ってますよね?)
意味不明な継承関係の社内ライブラリ(そもそもクラスをまともに使っていないし論外)
業務アプリを作るのだ。厳密さが求められ、仕様変更が常にあると聞いていた(そして実際常にあった)この世界であり得ない状態だった。
そしてこれが評価されている(どうも一番優秀な人が書いたコードらしい)
何より驚いたのは、彼らの無勉強さだった。
常に2件が燃え上がっている状況になっても、彼らはまだ気づかない。
驚いたのは、技術の重要性を認識していたのが営業部長だということだ。(本当に出来る人だし、見える人には見えるという事なのかもしれない)
「プライベートで学んで転職を」と思ったが、そもそも睡眠時間を確保するのもやっとなのに、そんな事できる訳もなかった。
もうこの世界は降りた方がいいのかもしれない。
独学でも好きなプログラムは作れる。残業代も出ないのだから、時給800円のフリーターの方が収益が良いくらいなのだ。
社長のご立派な会議の議題はiphone5が発売になることだった。
自社の強みを生かしながらスマートフォンアプリにも対応していくのが我が社のやり方だそうだ。
この業界は上位5%以外は不要だ。残りの95%は職を失うが、どうせ過半数は10年持たない。
泥の様に働く方も、働かせる方も、もう10年も持たないと、本当にそう思う。
プログラミング以外に何か強み無いの?数学とか。