客観的?に見れば、第三者がいじめの加害者(やその親族)に対して社会的な報復(攻撃)を行う権利はないし、好ましいことではないと思う。
しかし、個人的には少し胸のつかえが取れるというかスッキリする部分があるのも否定出来ない。
それは、今回のことについてwikiができていたりとか、某有名人がブログに書いていたりとか
それなりに多くの人が”いじめ加害者を(ある種のいじめのように)攻撃すること”を是としているように見えるから。
そしてこのことは、過去に自分が”行ったいじめ”を肯定してくれている、ように思えるから。
きっかけはもはや覚えていないが、同じ部活に所属しているAにいじめられていた、と言っていいと思う。
内容的には、金銭に絡むものが多かったように思う。
ものを共同で買ったことにして(もちろん実際はAが専有する)お金を割り勘にさせられたりとか、
壊れかけ、というか壊れている自転車を一方的に貸してきて、返す段になると弁償させられたりとか。
よく覚えてるのではそういうの。まああんまり詳しく思い出したくもないし。
というのが続いてたんだけど、これが唐突に終わる。
理由は同じ部活の他の人にいじめがバレたこと。ちなみになんでバレたのはか自分も知らない。
このいじめ自体がA一人からのみずっと受けていたもので、他の部活のメンバーとはそれなりに良好な関係だった。
逆にAは部活に対して不真面目だった部分もあったりで、このいじめの事がきっかけで決定的に嫌われることになった。
そういうわけで、今度は一転してAが攻撃される立場になった。
基本的には部活とかクラスでハブる、っていうのが主だったように思う。というか自分は怖いのもあってそれしかできなかった。
ただ、部活の顧問とか自分の担任とかから話を聞かれることもあったので、他もそれなりのことがあったんだろうと思う。
担任に「お前とのことがきっかけらしいけど仲直りできんか?」とか言われて
(出来るわけねーだろ、こいつ頭おかしいんじゃねーか)とか思ってたりもした。
その後は、まあ若干弄られキャラではあったことは否定出来ないけど、キャラの範疇に十分収まる程度で、
当時味方になってくれた連中とは社会人になっても親交はあるという程度の関係を築いて、無事に中学を卒業した。
Aも不登校とかにはならずに(一瞬だけなってたかも)、中学を卒業してたと思う、さすがにその後は知らないが。
当時は、単純にAが不幸な目に合っているのが嬉しかったのだけれど、
後で冷静に考えたらあれも結局のところ単なるイジメだったんかなぁと、これまで若干の罪悪感を持ってた。
自分がされたイジメは1:1だったけど、した方は多:1だったりしたし。
その罪悪感が今回のことで割と払拭された。
でもね、それは近代文明の否定なんだよ。 人間には欲望があって、睡眠欲・食欲・性欲が三大って言われているけど、 他人を虐げる欲だって、持ってる人は持ってる。 でもね、人間は...