2011-07-05

悪口を言ってはいけません、とは言うけれど我慢出来ない時に

いくら自分が悪口を言わなくても、不快なことを言われ、怒らずグッとこらえても、

いわんや相手が意識して不快なことを言ってきてもなお、ビジネス記事はどこも

怒ったり、悪口を言ったりしてはいけないという。

はたして本当なのか。このふつふつを湧き上がる感情というもの

抑えきれるものなのか。そもそも抑えきれないほどの気持ちだからこそ、悩んでいるのに!

明らかに相手に悪意があった場合、さらに相手に非がある、または

相手は分かっていないようだが非常に自分に対して失礼なことをした場合・言った場合など、

(俗にいう、理不尽なこの怒りどうしてくれようというやつ)

一瞬でも、仕返ししよう、論破しよう、相手をねじ伏せよう、など、

その手のことを一切考えない聖人たる人、というのは なかなかいないのでは

ないだろうか。

ここで、にっくき彼奴のことを考えながら、一度興奮かつ冷静に、

ひとりのビジネスパーソンとして、彼(彼女)を客観視してみましょう。

組織には有名な、2:6:2の法則があります

2割が優秀

6割が普通

2割が残念

とすると、8割、実に8割の人間普通以下ということになります

イラッとさせる人は、きっと8割のほうなのでしょう。

(優秀な人、というのは、相手の表情を読むのがうまかったり、相手への気遣い

すぐれているものですもんね。)

考えてもみてください。出会った人間の10人に8人が

価値観の違いうんぬん以前に、たいしたことない人間(!)なんだから

そのうじゃうじゃいるたいしたことない人間について、

いちいち悪口いったり、

あれが駄目だ、これがダメだといっても仕方がないから、

自分が上位2割に行くという努力自分が上位2割である

ことを証明することに力をそそぐ(世間一般的に、それを努力という)

ほうが、よっぽど時間を有効に使っている。

(なぜなら、少なくとも相手より優秀であるその人、まさにあなたが、

時間をかけて努力しているんだから無駄時間のハズがない!)

一方、たいしたことないうじゃうじゃ(!)にたいしてさく時間は、

まさに字のごとくたいしたことない無意味空虚時間である

いか論理的に相手の愚劣さを証明しても、愚劣なヤツのために、

優秀なアナタ時間を使ってしまったのだ!)

まり、積極的理由であれ消極的理由であれ、優秀なあなた自身に

貴重な時間を使うほうが、どう考えても得なわけだ。

結局、そうやって無駄ものを無視して、有効な時間を過ごしましょう、という

ためのスキルが、怒らないことだったり、飲みながら悪口言わないようにしたり、そういうことなのだ。

つの習慣で言うところの、

他人を変えることは難しいが、自分を変えるためのことはすぐできる。自分がやるだけである

というようなこと(を書いていたとおもう・・)

であり、

怒りや悔しさは、ためてパワーにし、爆発させるのだ!という

バカでも年収1000万円の著者が言うところなのであろう。

しかし、たとえ空虚時間を使っても、悪口をいったり感情を爆発させたりしたほうが、

とっても気持ちいい、自分が満たされて納得できる、というならば、ここはしかたない、

自分の家で叫べばいいのである

人に言って得することは何もないし、もれなく人数分×空虚無意味時間生産・消費されるのである

それだけの無意味時間生産するあなたは、いずれ彼らの悪口の対象になり、さらに世の中に

空虚時間が生まれる要因になるのである

なんという負の連鎖

それでもこの負の連鎖から抜けだせないのよ!っていうあなた

あなたはきっと、8割のほうの・・・なのだ。

さぁ、上位2割へ。

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