はてなキーワード: マイノリティとは
そもそもマジョリティに属する偉人は、現代のマイノリティによる、マジョリティへの印象操作によって無条件に貶められがち。よって、残念ながら男の偉人は男というだけで現代評価マイナス。
その一方で、女の偉人はアツい。そもそも非力なので暴力沙汰にはならないし、女性権利活動の旗本になれる。この際、功績のデカさはもはや関係なく、女性で初めて何かをしただけで神輿になりうる。もはや歴史なんて関係なくて、シンボルになればそれでいいようだ。
そんな現状なので、男で評価が下げられようがない人物って、神話上の人物だけなんじゃないか。現代はどいつもこいつも口がでかいので、神輿を担いでる人間がマイノリティバリア使えないと、偉人の功績も守れん。嫌な世の中だ。
バイセクシャルに生まれて結果いまは異性と結婚してるけど(相手にカミングアウトもしてる)、同性の恋人だったらこうはいってないんだろうなって思ったらなんかこの社会に子どもは迎えられないな〜って思って子なしのまま今年で結婚10年だ。
たまたま異性のパートナーができて、苗字変えてもいいかなって人だったから上手くいってるだけで、仮に子どもがいたとして、その子もみんなと一つでも一緒ではない部分があったら途端に人生躓くんだろう。
自分も同性の恋人がいたときは未来をどう描いたらいいかわかんなかったし(別にそれが原因で別れたわけではない)、たぶんほかのマイノリティもそういうぼんやりした不安がずっとつきまとった人生送ってるんだろうと思う。
少なくとも今の政府はそれをなんとかするつもりはなく、マイノリティは排除して居たたまれない気持ちにさせて無理やり異性と結婚させたり、都合よく女性に結婚と出産してもらいつつ仕事もバリバリやらせて、と考えてるんだろう。
そんな社会に子どもを「ようこそ!」と迎えられないというのが私とパートナーの感覚。
少なくとも夫婦別姓認めるだけで婚姻率は多少あがる可能性があるし、同性婚も認めれば里親のもとで生活できる施設の子が増えるかもしれない。
それでも「なんとなく目障りな奴らを居たたまれない空気で押しつぶして都合の良い属性に変わっておもねった態度をとらない限り人間扱いなんかしてやらない」がこの国の考えなんだろう。
そんなところに子どもを連れていきたくない。
高くて不味いと分かってるレストランに大切な人を連れていきたくないのと同じなんだよな。
>この調査だと、「結婚したい」割合が78%いるのだが、「結婚したら子供がほしい」割合が58.9%しかいないのだ
『しか』と言う程数値に違いがなくて笑った
それとそういう人もいざ結婚したら(身体的・経済的に可能な限り)大体は子供を作るという統計が出ている訳でな
>この調査だと、お金の問題以外で子供が欲しくないという人のうちの45%が子供が苦手だからという理由で子供が欲しくないといっているのである
https://www.biglobe.co.jp/pressroom/info/2023/02/230221-1
>全国の18歳から25歳までの未婚で子どもがいないZ世代の男女457人に、「将来、結婚と子どもについて」質問をしたところ、「将来結婚して、子どもがほしい」(44.9%)、「将来結婚というかたちにこだわらなくても子どもはほしい」(9.4%)、「将来結婚はしたいが、子どもはほしくない」(9.6%)、「将来結婚もしたくないし、子どももほしくない」(36.1%)という結果に。「将来、子どもがほしくない」というZ世代は45.7%だった。
>「将来、子どもがほしくない」と回答した18歳から25歳までのZ世代の男女209人に、「子どもがほしいと思わない理由」を質問したところ、「お金の問題」(17.7%)、「お金の問題以外」(42.1%)、「両方」(40.2%)という結果に。「お金の問題以外」と回答した人は4割強となった。
母数がたったの457人、そのうち「将来、子どもがほしくない」と答えたのは209人。
しかも25歳以下だとまだ学生が多く、経済問題はまだピンと来ていない人が多いだろう。そんな年齢層に聞いた「お金の問題ではない」に何の意味がある?それでさえ、「両方」を合わせると「お金の問題」が過半数であり、「お金の問題」という回答が多い。
「お金の問題以外で子供が欲しくないという人」がそもそもマイノリティな上、
入りきらなかったので別エントリで。
なお、出典は前のエントリーに貼ってあるのでそっちを見てくれ。
今までの話を読んできてもらった人には、完全に誤った議論であることはわかっていただけると思うのだけれど、どうしてもこう言う事を言う人がいる。
ただ、一点だけ「既に金がある奴を支援するべき」はその通りで、そのための施策がマッチングサービス・非婚化対策なのである。
統計で見ると、結婚しない・出来ない理由は、トップが「出会いがない」で次いで「経済的理由」である。
経済的理由と出会いが無いはほぼ同率なので、両方に手当てをする必要がある。
そして未婚男性で最も多いのは年収500万円以上なので、経済だけを協調して、マッチングサービスなど出会いを作る施策を非合理的だとする理由はない。
両方やれば良いし「合理性」で考えるならば、マッチングサービスなどの単純な婚活支援が最初に来るだろう。
参考: ttps://president.jp/articles/-/63789 婚活市場では"高望み"の部類だが…「年収500万円以上の未婚男性」が最も余っている皮肉な理由
引用:
涯未婚率対象年齢である45~54歳男女の未婚人口を年収別にみると、未婚男性でもっとも人口が多いのは500万円以上の年収層になります(2007~2017年の10年推移)。これは2007年も同様で、比率にしてしまうと小さくなるのですが、実数としては「婚活女性が高望みといわれてしまう年収500万円以上の未婚男性」がもっとも余っている
わずかにそう言った傾向はあるかも知れないが、基本的には誤り。根拠としては、結婚する理由に「子どもが欲しいから」と答える人が減っているという事を上げることが多いが、子どもが欲しいからと上げていた時代はもう50年以上前の時代の統計であり、現在の状況を分析するには古すぎる。(注3)
また、子どもが欲しいから結婚すると言う回答と、婚姻数が減り始める時期にはズレがあるのでマクロな動向を説明するには矛盾がある。
結婚せずに子どもを産む、いわゆる婚外子の割合が多い国はイタリアなどがあるが、実はイタリアは日本よりも出生率が落ちていて急速に少子化が進んでいる。
また、現実問題、日本では婚外子の出生率が非常に低い。これは社会文化的な問題なので早々覆すことはできない。
参考: ttps://president.jp/articles/-/74857 婚外子の推奨で出生率アップを狙うのは大間違い…婚外子、養子を認めても少子化は解決しない理由
ただし、て「結婚を強制するな」まで入って、最も合理的で優先順位の高い非婚化対策による少子化対策とトレードオフ関係に持っていく場合には問題になるが、
結婚しなくても子ども産みたい人は生めるようにどんどん制度を整えていったら良いのでは、という部分だけならば反対する理由はない。できるならば全部やれば良い。
これは最高に頭の悪い議論だと思っているんだけど、対立しない限り全部やればいいのは自明でしょう。
費用対効果は考える必要があるが、それに求められる効果は非常にわずかでも利益が大きい。
また、民間で出来ているから不要である、と言う話も頭が悪いと思っていて、その民間のサービスができて何年たっているかという事を意識して話をするべきだ。
例えば、マッチングサービスならば、サービスは2010年代前半から急激に増加して、もう10年以上の歴史があるが、そこから漏れる人々がいたのだ。だから非婚化は進み続けている。
ならばそれに対して行政が入る事で改善を図ることに合理性はしっかりとある。
気持ちはわかるのだが、同性カップルの結婚を可能にすることと、少子化対策として非婚化の対策、マッチングアプリなどの施策は本質的に対立しない。
にもかかわらず、そこをつなげる意味は無い
こういった考え方は少数派であることがわかっているため、マクロ政策を議論するときには、残念ながら優先順位は下がる。
もう社会的にコンセンサスがとれて久しいため、古い統計しか残っていないが
ttps://survey.gov-online.go.jp/hutai/h20/h20-syousika.html
これらを確認すると、少子化対策をやるな、不要だ、としている人は社会的に2%以下で、この数字は母数に対してほぼ誤差であり有意な数字ではない。
もちろんマイノリティであっても、配慮は必要である。さらに、戦前の産めよ増やせよの方向に行くようなことは避けなければならない事は大前提である。
しかし、少子化対策で、そこが戻るような兆候は見当たらないため、政策決定段階では処置は不要だと思われる。実施する時に個別の対応はする。
前項にも関わるのだけれど、こういった極端な意見は少数派である事が分かっているため、マクロ政策を議論するときには、残念ながら優先順位は下がる。
一方で、この議論は前項と違い、個人的に嫌だと思っていると言う主語を自分に置いた話とは程度が異なり、主語が社会になっている。
であるならば根拠が必要とされるわけだけど、このような話にそう言った論拠や統計などが記載されている所を見たことがない。
こういった議論こそ少子化対策を駄目にしていると思っていて、根拠ベースで話をしたいと思って、面倒だが色々な出典を貼ったエントリーを書いている。