はてなキーワード: 保証人とは
生活保護を受けたいのに受けられない――。高齢化や雇用の不安定化などで全国的に生活保護受給者が増えるなか、かつて全国トップだった保護率(人口あたりの生活保護受給者)が、厳正な審査で全国平均並みになった北九州市で、生活苦にあえぐ独居老人の叫びを聞いた。
◆所持金319円、かつお節がおかず
「苦労を積み重ねてきたあげく、この有り様です」
小さながま口から、うちわの上にぱらぱらと小銭が落ちた。郵便ポスト型の貯金箱から取り出した小銭と合わせると手持ちの現金は、319円。
八幡東区の古びた平屋で独り、年金生活を送る女性(79)は、丸めたティッシュで目頭を押さえた。
食事は、「小さなパックのかつお節を2回に分けてご飯にかけるだけ。これに大根おろしがあればいい方」という。米びつを見ると、底をつきかけていた。
ガスはすでに止まった。女性は、手で口元を覆いながらつぶやいた。
「銭湯に行けても月に1度。家で携帯用ガスコンロで湯をわかし体をふいている」
暦の6月15日の欄には、青ペンで「電気代」と振込期日が記されている。これを過ぎると、電気が止められるのだという。
月2万円の家賃は2か月分滞納している。
「大家の奥様は、大目に見てくれる。でも、大家からは『女房がおとなしいからといって調子に乗るな』と言われた」
女性は歩くとき、左手を背に回す。自宅前の土手で5月11日、草むしりをしていて転倒し、背中を強打した。「薬が買えないから、こらえている」
◆家賃などを除くと月1万円の生活
鹿児島県霧島市出身。女性が30歳の時に、会社員の夫が病死した。小学生の息子2人は、牛乳・新聞配達をしながら通学したが、高卒後に独立すると、生活の不安はいったん消えた。
女性は、1978??79年当時のアルバムを開いた。金融会社の社長秘書をしていたといい、ドライブ先の熊本県・阿蘇で、乗用車をバックにしゃれたワンピース姿でほほえんでいる。
生活基盤が揺らいだのは10年前。友人が約350万円を借金したまま姿を消し、保証人になっていた女性の職場に借金取りが押しかけてきたという。
2か月に1度振り込まれる14万9000円の年金を担保に、銀行から140万円借りて返済に充てた。生活に困ったが、この時は、生活保護を受給できた。
ところが一昨年、台風で壊れた家の修理費と高血圧を抑える漢方薬代がかさみ、再び年金を担保に95万円借りた。
返済のため、手にできる年金は、2か月あたり7万9000円にダウン。6月15日にそれが振り込まれたが、「たまった家賃などを差し引くと手元に残るのは2万円足らず。これで2か月耐えるのです」。
「市内に3人の妹が住むが、うち2人が生活保護を受け、自分の生活で精いっぱい」。2人の息子も余裕がないという。
長男は、声を震わせ弁明した。
「息子は大学に通い、長女は失業中。自分も職場を移ったばかりで薄給だ。妻も含めて4人で狭い市営住宅に暮らしていて、母を引き取れないんです」
女性は糖尿病と高血圧で働けない。昨年11月と今年3月、区役所保護課に生活保護を申請したが、いずれも却下された。
年金担保貸し付けを利用しながら保護を受ける行為は、1度に限るという規定に触れた。「現状は急迫していない」と判断されたことも理由という。
女性は、「貸し付け利用は不注意だった。でも、この暮らしのどこが急迫していないというの」と訴えかけた。
◆生きる自信失い
八幡東区役所の保護課を訪ねた。保護課長は、生活保護の規約集を片手に、保護申請者のためのブースに姿を現すと、「個別のケースは言えないのであくまで一般論を話す」と強調した。
課長はまず、年金担保貸し付けと生活保護を繰り返し併用できない原則を説明した。
「貸付金をギャンブルや借金返済などに使い、困窮して保護を受けたら、保護費は実質的に借金返済にあてられたことになる」
借り入れの利用が、社会通念上、真にやむを得ないか、申請者が急迫状態でない限り保護できないという。
課長は、確信に満ちた口調で続けた。
「家族が近くにいて援助するとか、民生委員などが見守るとか、急迫していないと判断する理由があったはず。ただ、状況が変われば保護することもある」
確かに、女性宅の台所には、民生委員が差し入れたというジャガイモやニンジンがあり、女性は、「これで1週間は食べていける」と話していた。
だが女性は、「自殺を図ろうと右手首を切ったことがある」と明かしていた。10針縫った跡は生々しかった。「周囲に迷惑をかけずに生きられない自分は価値がないと思い込んだ」
女性は、ただ食べて命をつなぐことはできるかもしれないが、孤独と自信喪失で心理的には急迫している。そんな晩年を送る人々に、行政は手を差し伸べられないのか。疑問が消えないまま区役所を後にした。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/magazine/rupo/0706/ru_706_070628.htm
私は普通に生活できていながら特に理由もなくお金のたまらない人が今ひとつ理解できません。
あったらあっただけ使ってしまう人たちがいるそうなのです。そして、そのあげく高利の借金をして何もかも失ってしまう人たちがいるそうなのです。
でもでも、いつ怪我や病気をして働けなくなるかわからないではないですか。その時のために、手に入れたお金を少し残しておかなくちゃ駄目だと思います。
それにそれに、いつ欲しいものが出現するかわからないではないですか。その時のために、手に入れたお金を少し残しておかなくちゃ駄目だと思います。
私の両親はいつもお金に困っていました。借金も多少はありました。でも稼いだお金の中から、借金を返しつつ、利率を考えて手元にマージンを残し、高利の借金をしないで済むように懸命にやりくりしていました。そのやりくりに困っていました。当時は衣食住に使うお金をとても制限され、遊ぶお金もなくてけちな親だと思っていましたが、今考えると素晴らしい両親だと思います。
お金をやりくりできないのは、罪悪です。
本人が借金で壊れるだけではありません。その周りの人、保証人、勤務先、友人、恋人、親兄弟、親戚、全ての人間関係に迷惑がかかるのです。本人が窃盗で警察に捕まるよりも、合法な分だけより性質が悪いとおもいます。
大事なのは、身の丈です。
収入が少ないなら、遊ぶお金に使えるのは本当にちょっとだけです。ちょっとだけに抑えるべきです。
遊びたいなら、まず収入を増やす必要があります。
よい車に乗りたいなら、まずよい車と安い車の差額を鼻歌交じりで稼ぎだせるようにならなければなりません。
ブランド物で身を着飾りたいなら、まずそのブランド物の金額が安くてお得でしょうがなく見えるようになるまで稼がなければなりません。
格差社会がどうこうという話が喧伝されています。
でも、格差社会はこの50年間一度もなくなったことはありません。
下流に生まれ、下流を見て、中流につかえ、上流につかえてきた両親を私は見てきました。
下流なのか中流なのか上流なのかという差は、使う金額にはありません。利用できるリソースに対する消費の配分と、その使用目的にあります。
下流は、ただ遊ぶために金を使います。少ない収入で限界まで遊びます。
中流は、潤沢な収入を潤沢に使います。内訳は、上流に上るための手段としての消費と、楽しみの消費。
上流は、全ての娯楽消費が人間関係を操作するための布石になっています。
上流の収入が中流より多いかというと、実はそうでもありません。しかし、金を使う一つ一つが全て目的のある消費になっているのです。
究極的には、その目的とはより収入を上げることだといっても良いでしょう。かれらはお金を増やすためにお金を使うのであって、お金を使うためにお金を使うことはありません。
低収入なのに豪華な車に乗っている人。低収入なのに豪華な服やバッグを持っている人。低収入なのに豪遊する人。それらの贅沢は、次の仕事、次の収入につながっていますか。
そうでないなら、貴方たちは迷惑です。いつか破綻し、収入の中で支出をきちんと抑えマージンを生み出しながらまともに暮らしている私に友達面をして借金を申し込むのです。
増やすためなら、リスクに応じてお金は貸しましょう。使うためなら、決してお金は貸しません。なぜなら貴方たちは私を理解しないし、私も貴方たちを理解したくないからです。私は貴方に告げるでしょう。愚者は死ねと心の中で言いながら。
「なんでお金なんかに困っているんですか?」
胃もたれしそうだ。
コクかもしれんが、考えうる手段を考えてみるよ。
・父親には療養に専念してもらう
それ以外ない。ただ正直肺がんはヘビーだ。覚悟はそれなりにしておいたほうがよい。
審査なしで書類だけの申し込みで入れるものも多いので確認必須。まだのようならいますぐに。
もしかしたら君が大学生協あたりで加入しているものが、一等親以内のなんちゃらをフォローしているかもしれない。ここらへんは向こうから教えてはくれないので契約関係を洗ってみてくれ。
・兄貴になにかをしてもらいたかったらリスト/TODOを書き出しておいてやること。
主体的に動いてもうらうのは難しいが猫の手も借りたいほど忙しくなるだろうので単純作業はどんどん振っていこう。
・財務関係を洗い出しておくこと。
場合によっては相続の放棄も年頭に。生前贈与はいずれにしろ役に立つ。
ただし兄弟がいるとのことなので、独立し子供たちが経済的に自立するまではその金には手を出さないなどの一筆をいれておくのがいいかもしれない。
・預金通帳の暗証番号などは
わかるように整理しておいてもらおう。
常には看病できないのでノートを一冊父親に渡しておくといいかもしれない。
・借り入れは銀行から
もしお金が足りなくなっても消費者金融からなどは借りてはいけない。銀行からの借り入れを検討しよう。保証人を立てる必要があれば保証人協会へ出向き事情を説明しよう。今ならそれなりの低金利で借り入れられる。
なにがあるかは知らないがなにかあるかもしれない。
・大学を辞めることはない
休学という選択支もある。ここらへんも大学の方が詳しいはずなので必ず大学や研究室の教授に相談すること。一人で悩むな。もちろん就職先の人事などに相談すること。就職前なのであまり期待できないが大きな会社であれば社員用の借り入れ制度などもあったりする。君が早くに働きたいという事情も汲んでくれるだろう。
・売掛金を担保にすることもできる。
場合によっては。
おやじさんの会社がどのような業務をやっていて対応をしているかはしらないが、もし税理士さんをいれているようならまず膝を突き合わせて相談しよう。
会社をたたむのをいまから心配する必要はない。
会計年度をしっかり頭にいれておけばそれほど急がずとも対応できるだろう。
もし、休眠させたとしても赤字なら地方税が毎年7万円だ。
あまりおすすめしないが社歴が欲しい人も少なくないので法人格をうっぱらうこともできる。
それになにより法人として借り入れをすることができる。これは大きい。
赤字は持ち越せる。
会社は使い倒そう。
おやじさんに入院してもらう前に銀行から長期借り入れをしてもらうのもありだ。
会社を存続させるために必要なお金であれば事業資金にはかわりない。
・補助金制度を利用しよう
社員になってもらったのち給与を支払い→兄貴から会社に貸し付けなどという方法もある。
もちろん君が社員になってもいい。会社から給与を貰って会社に貸し付けるんだ。
畳むんだとしてもこれは重要なことだ。
・兄のことは心配するな
君がそこまで抱え込むと君が倒れる。
・おもいつくことは
実行しろ。人に相談しろ。
時間だけはまってくれない。
前述の借りられなかった人は一人っ子で親族が歳なのでみんな隠居してたんだ。
恐ろしい話しよ。
やはり正社員は強いのかね。
自分も正社員ではないので(会社役員って正社員?)借りようとしたら断られるのかな……。
不動産を持ってる知人が居る。
建て替えようとしているのだがもう1年も一家族だけでていってくれないそうだ。
ものすごいリスクだよね。他の居住者がでていって家賃収入も激減するのに建築にも取り掛かれない。
これは小作人の時代の優遇政策らしいのだけど、、はたしてどうなのだろうかね。
ヘンな人には貸したくないという気持ちはわからないでもない。
だが保証人制度はなくしたほうがいいと思う。
とくに連帯保証とか。
ヤオハンの社長さんが昨日無一文になったとかテレビに出てたんだけど、どうして会社がつぶれて社長の個人資産までまきあげられるんだ?
大阪府内で賃貸を借りるときも、家賃4万円のアパートでも、無職の自分だと保証人が正社員じゃないと難しいって言われた。たまたま家族に社員がいたからよかったけども、もし一人っ子で親が年金暮らしだったらと思うとぞっとする。部屋自体はあるのに、大家が貸し渋る現状はすごい問題。公営住宅は仕事のあるエリアだと倍率高いし。衣食住のうち、住にかかるコストが高すぎる。
国が滅ぶのではなく文明が滅ぶ。
でも、日本における場合の「格差社会をなくします!」みたいな政党CMを見ると吐き気がする。
いや、自分一応どちらかといえば民主党支持だったんだけど、格差社会うんぬんの争点をみると嫌悪感を覚える。
そんなに言うなら、共産党に衣替えしなよと。
格差はあっていい。がんばったヤツが稼いでなにが悪い?
問題なのは、貧困。
まきあげた税金の再分配がうまく機能していないんだろ?
格差が問題なんじゃない。貧困が問題なんだ。
ネットカフェ難民の一形態だと言われてる。
更生労働省の調査によると路上生活者は減少の傾向にあるそうだ。
だが、ワーキングプアの問題は深刻性を増しているように感じる。
ネットカフェ難民の苦労は正直測りかねる。
働いているのにかえる場所がないんだぜ?
やまれぬ事情で家を飛び出した場合、住所といえる住まいを確保できない。
頼る人脈もない。住所がなければ正社員の職にはつけない。
日雇いのバイトでは6,000円、あって8,000円がいいところ。
ネットカフェに宿泊すれば1,000円の宿代。
自炊のできない彼等は外食をせざるをえない。
一食500円に抑えても1,500円。
日雇いは交通費などでないので一日に貯金できても3,000円。
仕事のない日もあるだろう。
ムリな労働がたたって体を壊せば社会保険に加入していない彼等には驚くような出費がまっている。
あなただったらそこから抜け出せるだろうか?
都内で住宅を借りようとした場合いくらを積めば借りられるのだろう。
かなりの資金に余裕があるひとで一年分先払いするからといっても断られた。
身内に勤め人がいなかったためだ。保証人を立てなければ与信で落とされることもある。
きつい現場にいけばいくほど、歯の抜けた日本人のおじいさんと、中国人しかいなかった。
彼等は抜け出せないかもしれない。だが今の現状はそうではなさそうだ。
まだ若く希望に燃えていなければならない子達がそのような生活に面している。
カプセルホテルに泊まった事はあるかい?
格差が問題なんじゃない。日本は貧困が問題なんだ。
貧困を固定化する制度が問題なんだ。
ニート・カフェをつくるぐらいなら、行政はドミトリーを作るべきではないか。
海外にいくとユース用の自炊のできるドミトリーのようなものが都市部には多くある。
住所がないと銀行口座をつくれない。どうやって貯金したらいいんだろう。
例えば自分が今の家や貯金をなげうって、他の都市に10万円ぐらいもっていった場合。
自分には人に頼る以外抜け出すための方法が思いつかない……。
なんかやるせない気持ちになっとります。
にゃー。