兵庫県知事選の結果を見て、こんなにも左翼的なものって嫌われているんだと思って肝が冷えた。
これって、アメリカ大統領選でも感じたことだけど、かつてあった「ポリコレ」の流れのせいなんだろうなと思う。
今はいくらか少なくなったけれど、ポリコレに沿わない発言をした人々が、
ツイッターで多数炎上させられていたわけで、「ポリコレ」=怖い、と強く印象付けられた人はけっこう多いはずだ。
どうして、そこからネット上の炎上行為を想起しないことがあるだろうか。
そう考えると今回の負けは当然だったろう。
そう、これからの左翼側は、自分たちが「正しい」と思う思想で他人を叩くのを辞めた方が良いと思う。
今は、敵となる人々よりも、左翼的思想を他人を叩く行為に矮小化してしまった人たちにこそ、強い憤りを覚える。
ちなみに、私はそういう流れについていけなかった。
弱者に寄り添うことが、強者(とされる人々)を叩くことに結びつくとは思えなかったからだ。
だからまずは、優しくなることが必要なんだと思う。それこそ「平和」の実現に近づくと思える。
どんな相手でも優しく受け入れ、喧嘩をふっかけずに世話をしてあげること、ここから始まるんだと思う。
つまり、端的に言えば、「ポリコレ」により敵を作りすぎたことが、左翼的なものの敗北原因なのだ。
左翼的なものの根源の部分は、今も私は肯定的だが、仲間や共感を覚えてくれる人々を減らすような行為は辞めた方が良いとつくづく思う。