「それで、Wi-Fiというのはどうやってあたくしのパソコンとルーターの間でデータをやりとりしているのかしら?一方通行の電波しか見えないのに、どうやって戻ってくるのか不思議で…」
「およよ、それはおそらく電波の両面があるということではないでおじゃる!つまり、電波は前に飛ぶだけでなく、後ろにも…も、戻る道があるのでしょうな、そうでなければ遅れを取り返せませんし!」
「電波が前に飛ぶだけなら寂しいじゃないかにゃ。君、Wi-Fiというものはね、ルーターがパソコンに挨拶するために電波を360°どこにでも送り、パソコンも挨拶を返す。まるで、おしゃべり好きが二人集まったみたいににゃ。」
「挨拶でお話が終わるなら簡単ですけど、パソコン側もちゃんと電波を返しているのかしら?一方通行だと、データが戻ってくる道がなくなってしまうはずでしょう?」
「黙らせよ!そもそも首をはねてしまえばWi-Fiの挨拶なんて関係なくなるだろう?戻り道など考えず、ルーターがあたしに電波を送って、あたしは受ける、そこまでで十分じゃないか!」
「いやいや女王さま、Wi-Fiとはね、挨拶のように見えて実はこっそり電波を折り返してるんですな。360度飛ぶ電波の一部は帽子に跳ね返る、帽子は再びお茶のテーブルに電波を跳ね返す…。」
「うさぎにも飛んできた電波があって、そのときお茶は熱々でしたよ。ですから、Wi-Fiは一方通行ではないのです!どんなことも、特に電波は両方に飛んでいくのですからね!」
「それはつまり、電波は追いかけっこしているんだにゃ。ルーターから飛び出した電波が、途中で帽子やらティーポットにぶつかって、どんどん転がっていく。そのうち、ルーターも驚いて後ろ向きで飛んでいくのさ。」
「じゃあ、Wi-Fiの電波はどっち向きにも走り回っているってことになるんですか?そうなると電波の方向がわからなくなりますわね。」
「ううん…電波の中に眠りがあって、眠った電波はいつか起きるんだよ…Wi-Fiも寝るんだ…おやすみ…」
「それじゃあ眠っている間、Wi-Fiが切れちゃうっていうこと?」
「それは困るでおじゃる!御前さまにお届けするメッセージがWi-Fiでなくてはならない時、眠っていたら大変でおじゃるぞ!」
「何を言っている!Wi-Fiに眠らせている暇などない!ただあたしに電波を送り続ければよいのよ!」
「結局、電波は君がどう受け取るかにゃのさ。Wi-Fiだって追いかけっこ、挨拶、眠り…そしてまっすぐ飛んでいく時もあるにゃ。それが一方通行か、戻ってきているか、見るものの気分次第にゃのさ。」
「つまり、Wi-Fiは一方通行でありながら、戻ってくることもあって、帽子やティーポットにぶつかりながら進むのですね…これであたくしのパソコンに届く理由がよく…よくわからなくなりましたわ!」
Wifiルーターから電波が出ていてパソコン側でそれをキャッチしているのはわかるんだけど ルーターから電波が360°一方通行で発信されて、PCはデータをどうやってその電波に乗せるの? W...
「それで、Wi-Fiというのはどうやってあたくしのパソコンとルーターの間でデータをやりとりしているのかしら?一方通行の電波しか見えないのに、どうやって戻ってくるのか不思議で...
熊の子ウーフー→うぅーふぃーうぇーふぃーうぇーいふぃぃー→わぁいふぁぁーい→Wi-Fi