ワイは29歳、独身男性。
婚活をしようとマッチングアプリを始めたが、一人の女性(この人をAとする)とマッチングした。
Aは35歳、なんと子供もいるとのことだ。さらには配偶者と離婚調停中の既婚者だったのだ。
これだけでも結構驚きなのだが、そのあと、相談したいことがあるということで、急遽電話することになった。
「増田さん、10万ほど金を貸してください」
彼女は開口一番にいった。曰く、夫と離婚調停始まってから子供とウィークリーマンションで生活しているのだが、口座凍結されて、マンションの家賃を払えないというのだ。
ウィークリーの場合、家賃を払えないと追い出されるので、このままだとホームレスになってしまうというのだ。
ワイは仕事柄、福祉制度にも精通していた。そこでワイは彼女に福祉協会の緊急小口資金融資制度を紹介してあげた。そしてさらに女性向けの一時滞在施設も紹介してあげた。
社会福祉の知識がこうした形で活用できるとは思わなかった。彼女とはそれっきりだったが、一人の女性と子供を福祉につなげることができて、本当に良かったと思う。
今、社会情勢も厳しいから、これからの婚活男子は社会福祉の知識を身に着け、貧困女性と福祉をマッチングさせる役割も担っているんだなと実感した一日であった。
一発やってからにすればよかったのに