言葉っていうのは、対話でしか成り立たないんです。相手が何を考えているのか、自分の言葉が通じているのか。やりとりの中で問題が明確になり、気づきがあるんです。
SNSの問題は、思いを一方的に『吐くだけ』だということ。そこにフィードバックはない。
これは麻薬のようなものです。吐き出す言葉の強度を上げていかないと、実感が湧かなくなっていく。
いやいやSNSにもコミュニケーションはある、対話している、と主張する人もいるかもしれない。
しかし所詮は、誰だかわからない相手とのやりとりです。相手の本当の性別だって年齢だってわからない。
これは言葉のキャッチボールとは言えない。壁に向かって球を投げているのと一緒です。
『いいね』だって、反応じゃないんですよ。『あなたの話は商売になりますね』という意味に近い。
対話ではないんです
https://news.yahoo.co.jp/articles/851d718af77f5107b09bad5d76a4ad5bf9e2eaa1?page=3