友人同士の貸し借りもあっただろうけど、同時に当時すでに大人になった人間の中にもゲームを趣味としている人が大勢いたわけでな。
そう考えていくと、シリーズのどれか一つの作品を取り出した分だと若年層のうち半数にも行き渡っておらず、シリーズ全体で考えても、やはりプレイヤー比率が過半数を超えたことなど一度もないと考えるほうが自然なんじゃないだろうか?
インベーダーやUFOキャッチャーのようなどこかの旅館で気まぐれに遊べるようなものならともかく、自分の部屋に腰を落ち着けて文章をじっくり読んだりレベルをちまちまと上げて何十時間もかけてクリアするようなゲームが人口の大部分に波及していたことがあるというのは思い込みにも程があろう。