育休中の同僚A子が子どもを見せにきてくれた。
弊社はフレンドリーな人材が多く、子どもを見せにくるのは大歓迎のムードで
A子と業務上絡みのない人たちも、「赤ちゃんだ〜♡」と見にきてくれるくらい。
A子は同じチームのB男がもうすぐ育休に入ることを知ると
「ベビー用品よかったら譲るよ!ほしいのあったら言って!」と
プライベートの連絡先を交換して帰っていった。
A子も社内のC子先輩からいろいろと譲ってもらったらしい。
B男もその時は「助かります!嬉しいです!」という反応だった。
しかしその後、A子がB男に譲れるもののリストを送ったら、「結構です!!!」みたいな語気強めの返事が来たそうだ。
なんでも、B男の奥さんが「ベビー用品を譲るくらい女の同僚と仲がいいなんておかしい!」と怒って、勝手に返信したらしい。
B男はしょんぼりしながら私に「A子さんに謝っておいてもらえませんか」と頼んできた。
直接A子に連絡して奥さんにバレてしまうのを避けたかったようだ。
私は双方の「うちの妻がすみません」「こっちこそ奥さんに配慮足りてなくてごめんね」という謝罪を仲介しながら、
こういう家庭板みたいなことって本当にあるんだなーと思った。
奥さんからしたらベビー用品こだわって揃えたいとかあるだろうし、夫の同僚とか誰?しゃしゃってくんなという感じだったんだろう。
A子にもB男にも悪気はないけど、出産の主役ってどうしても奥さんだからしたいようにしたいだろうし。
私は子無しの第三者だけど、みんな少しずつ悲しい思いをした案件だなと思った。
子持ちの人たちの社会、難しそうすぎるよ〜。