過去に熱心なアニメを見ていたものの、結婚育児介護なんかで20年近くアニメを見ていなかった。アンパンマンなんかの子ども向けアニメか、サザエさんとかコナンとかご長寿番組をたまたまつけたテレビに映っていたら見る程度だった。
子どもは巣立ち介護は不要になったから手持ち無沙汰でまたアニメを見始めたんだけど、見た後に疲労感がある。1話に情報がありすぎる。
些細なシーンでもよく動く。特に口。昔のアニメってこんなに会話中の口の形にレパートリーはなかったはず。唇が上下に動くだけじゃなくて、母音を発音する形になってる。
明らかな引き伸ばしや総集編回も見当たらない。前回のあらすじをだらだらやるアニメはもうないのか。1話1話新しい内容なのも情報の多さにあてられる原因かも。
単純に新しい物語を咀嚼するだけの体力が老いによって失われたのもあると思う。アニメだけじゃなく、漫画も小説もドラマもほんのり疲れる。でもアニメほどではないな。