面白い人になりたかった。頭がいいとか運動ができるとかよりも、そこにいる人を笑わせられる才能が、何よりも欲しかった。中学生の頃からずっとコンプレックスがあった。俺は俺が面白いと感じることを優先してしまい、当然ながらそんな自分本位の面白さは他人に通じるわけもなく、結果として俺はいつも滑っている。盛大に滑るならまだいい。単に誰にも引っかからない言葉が流れ落ちていくだけ。響かない。届かない。相手のことを第一に考えて必要とされる言葉を放つことができない。だから俺は一番笑顔を見たい人をちらりと微笑ませることもできない。つまらない人間。話していて盛り上がらない相手。一緒にいる価値を感じられない人。そのことを忘れていた。でも大丈夫。思い出したから。こうして日記を書き連ねて、たまに振り返って、同じところをグルグル回っているなと感じるけど、このようにたまには大切なことを思い出したりする日もあるのだ。絶望的な自己認識だとしても
23.10.14 当たり前のことを認識するたびに痛みを感じるというのはどういうわけだ。わけも何も全ては俺の愚かさに起因している。“偶然が許した例外なのに 贅沢な期待を持ち過ぎたた...
23.10.19 距離がだんだん開いていくのは当たり前で、この距離の間に入ってきているものは本来彼女が持っていた数多くの人間関係などで、つまりそれを取り戻していっているのだから喜...
23.10.21 歌を詠む。結局無理くり捻り出されることばには輝きはなく、少しでもミューズが宿るように思えるのは、彼女を歌った歌だけだ。つまり俺の心を今本当の意味で動かせるのは彼...
23.11.11 あまり調子が良くなさそうだ。自信も失っているように見える。同じことを繰り返し言うのが調子の悪さからなのか、俺と話す事などほぼ記憶しないからかは分からない。後者な...
23.11.15 構ってもらおうと犬みたいな反応で即レスするとか、だいぶん前、いやそもそもの最初っからそうなんだがケアされているのは俺という現実。だから句点を打つとするならば俺が...
23.11.16 面白い人になりたかった。頭がいいとか運動ができるとかよりも、そこにいる人を笑わせられる才能が、何よりも欲しかった。中学生の頃からずっとコンプレックスがあった。俺...
23.11.29 久しぶりに長く話す機会をもらう。事前に話したい話題を頭の中で整理している自分が微笑ましかった。やはり好きだと思う。でも、欲しいではない、気がする。欲しい方面の欲...
23.12.12 既に経験的に知っていることだが、明日は特に何も起こらない。俺が生み出す大きな盛り上がりはなく、同席する人に助けられて彼女ら同士の話を聞くような体でじっとしながら...
23.12.27 もう少し明るい話題もすれば良かった、などと家に帰ってから気がつくのは俺の通常運転ではあるが、やはり後悔はするのだった。年末年始に読む小説の話などすべきだったのか...
24.1.11 「結局のところ誰も責任など取れないのだ」というのはふと俺の口をついて出た言葉なのだが、それなりの真理だと思う。後輩アナウンサーの自死について後悔の念を滔々とテレビ...
24.1.19 「尖ってた時はないのか」と訊かれて思い返して「内向きにしかない」と割と正直に情けない告白をする。あまり正確には伝わらなかったようだが、本当に言いたかったのは「尖り...
24.2.29 何度目かの冷静期に入っている。それは自分の外見的醜さ、内面的な価値のなさを見つめている(見据えてはいない、目はうっすらとしか開けない)時期だということで、つまり鬱...
24.3.18 体調の最悪期が続いていて、そうなると言葉も出てこなくなるので本当にどうにかしないといけないが、立ちあがろうとすると何かしら厄介事が降り注いできて、自分を甘やかした...
24.4.5 ある特定のトピックについての相談相手という名の鏡(自問自答用の装置)、それが彼女にとっての俺ということなのだろう。それ自体は望むところというか、光栄であり、実際に...
24.5.15 そういえば句点の置きどころ、という話であった。現状彼女はすこぶる快調そうであり、それはつまり久々に会う時の話題=俺の知らないことが増えているということで、醜い感情...
お前の文きしょいからもうここに日記書かないでくれ
このキモい文体何かのラノベに似てない? この増田は熟語を知りながらキモい文体を書くことにこだわってる、つまりラノベしか読まない知識の偏ったオタクなんじゃないかと思う みん...
うーん。 ラノベって括りとはちょっと違うと思う。 クセ強の奴を除けばラノベって一文を短くするし。 クセ強の奴で限定するなら一般文芸でもあるやつだし。
わざわざ「みんなに問いかける体」を取る事によって 「私はみんな側、お前はキモい異端」というスタンスを取りたい訳やね。 すり寄るなカス