「私は差別と黒人が大嫌いだ!」というアメリカンジョークがあるけど、個人的好悪と社会規範は別という意味では似てる。いわゆる人権思想でも、自分の嫌いなタイプであっても認めるのが人権なので、一貫性はある。
というコメントを見て、スターも集まっていて、個人的にも目からうろこが落ちた。
の、1.の意味だけだと思ってたけど、2.の解釈もアリだな、二通りの解釈ができるんだなって気付いた。
………
いやいや、それ本当か?
「私は差別と黒人が大嫌いだ!」は個人的好悪と社会規範を切り分けて、嫌いな黒人の人権を認めている。
その解釈は無理じゃない?
元がジョークとは言え、ああいう白人仕草みたいなのを好意的解釈で漂白して差し上げるの、どちらかと言えば黒人差別に加担する態度じゃない?
黒人女性には箱庭の中での大統領役を与えておいて、白人女性は箱庭から出た"人間"として歩み始める「バービー」とか。
白人社会の支配階級の男性に選んでもらうためにアイデンティティを放棄する悲しきヒロイン役に黒人をあてた「リトル・マーメイド」とか。
なんか最近そういう、表面的には体裁が整ってるけど、薄皮一枚剥いだら実はとんでもなくグロいやつが凄まじい勢いで台頭してません?