2023-04-24

anond:20230423065108

私は、たぶん何を言ってもあなたの心をいやしたり慰めたりすることはできない。

でも、私の立場から思う、とても羨ましいところが、その人と血を分けた子どもがいることだ。

 

の子には、まだ小さいからわからいかもしれないけれど、確実にあなた旦那さんの遺伝子が入っている。

あなたも、年を追う毎に親の遺伝子を感じることはないかしら。

私はある。「なんかお父さんに似てきたな顔」とか「うわ、この仕草お母さんそっくり!」とか。

 

あなたが苦手なテーマパークに行きたがるのは、きっと旦那さんがあなたでは怖い乗り物も乗りこなしてしま遺伝子が、確実に生きているからだ。きっと、これから先、お子さんが大きくなるにつれて、旦那さんの片鱗が見えてくることがあると思う。

 

旦那さんは、きっとそこにいる。お子さんがあなたの思い出話をただ聞いてるだけのように見えても、その体の中には、旦那さんの遺伝子がある。性別が同じだろうと、違っていようと、きっとどこかで「夫にそっくりだな」と思う日がくるよ。

 

そのとき、きっと旦那さんとあなた距離は少し縮まっている。

 

私は、パートナーがガンだ。30代でガンになるのは人口の1%以下らしい。

抗がん剤治療の影響で、もうほぼ100%確率私たちは血を分けた子どもはつくれない。

パートナーが死んでしまった後は、思い出にすがるしかない。

もし、子どもがつくれたら、彼に似た眉毛とか、彼に似た声とか、彼に似た性格とか、

そういう子どもから感じる彼の遺伝子を、彼がいなくなっても子どもに話してみたかったなと、私はそう思うことがある。

 

から、つい、語りかけてしまった。

私もいずれ、パートナーが亡くなってひとりになった未来を生きることになる。

そのとき、もし血を分けた子どもがいれば。そんな風に彼の遺伝子を探しながら子育てを楽しんでみたかったなと、思うからだ。

ないものねだりでしかいね

 

あなたは、8年もよく耐えている。くるしいね。さみしいね。語りかけずにはいられないぐらい、寂しさがとても伝わってきたよ。

  • 面影があるから癒されるっていうなら 死んだ人の兄弟見ても癒されるはずだが 全然そんなことないのでそれは大きな思い違いだと思う

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