グリム童話の「カエルの王子様」が元ネタと言われてるんだけど。
2.カエルがやってきて「ワイと友達になって寝食を共にしたらまりとって来るわ」と迫る。
3.お姫様は約束なんか破ったらええやろとカエルの条件を飲みまりを取ってこさせる。
4.カエルからまりを受け取ったお姫様はカエルを放って城に帰る(カエルだけに)
5.カエルが城に押しかけてきて約束を守るように訴え、王がそれを認める。
6.一緒に食事をした後、同衾しようとするカエルに姫がブチ切れ壁に叩きつけようとする。
7.魔法が解けてカエルが王子様になり、事情を聴いた王様は求婚を申し込み王子がそれを受ける。
8.お姫様と王子さまは末永く暮らしましたとさ。めでたしめでたし。
弱ってる女に付け込んで同衾を迫る男。
グリム童話って酷い話結構多いけど、これは群を抜いてめちゃくちゃすぎない?
ちなみに蛙化現象ってのは「嫌いで嫌いでしょうがなかった蛙が突然王子様になる」っていうこの童話のやべー部分の一つ「王子様化現象」を逆再生して「好きで好きでしょうがなかった相手が突然蛙になる」っていう形で処理したもの。
この童話で「蛙が何かしたから王子様になった」というわけではないように、本来「好きだった相手が何かしたわけでもないのに急に蛙(嫌い)になる」という不思議な現象のことを指す言葉なので、昨今の「好きな相手の萎える言動」みたいな使われ方は厳密には相応しくない。