2023-03-26

機械による解釈いくら挟もうが、機械自我を持たないので、「人間機械データを与え、機械データを吐き出す」という構図は変わらない。

他人の描いた絵をデジカメで撮ってjpgで配布するという行為に対して、「データ電圧の高低に過ぎず、元の著作物から独立して生まれものなので、これは私の著作物だ」という主張は通らないでしょ。

少なくともそれは「機械が生んだ著作物」ではないんだよ。「人間機械を使って生んだ著作物」にはなり得るが、だとすれば、「人間が、機械に対してどのような操作をしたのか」という点に価値があり、それこそが著作行為であり、それは当然学習工程も含む。

現行法において言えば、「機械学習によって生まれ画像テキストは、それ自体著作権を持たず、それゆえに著作物学習させたとしても著作権侵害にならない」という論理採用している。しかし、それ単体で商売をするとなると、やはり著作権的な問題とは無縁ではいられないだろう。

私は、今後のAIの発展のために、商用利用も含めて、クリーンな扱いとはどういうことか、今のうちにきちんと議論しておく必要があると思うよ。

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