いろいろと見解が違うんだよなー。なんか長くなってしまった。すまん
回数を増やすと当たる確率が上がるのではなく、結果が安定する(分散が小さくなる)んだけど、まあいったんそれは置いとこう
まず、「確率を価値判断に用いる」ではなく「確率をもとに戦略的に結果を狙いに行く」判断をすることを確率に基づいた判断と表現してる。
「確率はかなり低いからいいや」という判断のことではなく、「期待値が○で分散が○なのでだいたい○から○ぐらいの結果が見込めるからやろう」という判断のこと
子供の命というものを考えるとき、確率に身を任せるのであれば可能な限り戦略的に結果を狙いに行くべきと思っている。
そうでなければ近くにいて目を離さないようにするか、可能な限り不幸の確率を下げる運用を考えるべき。(突然走り出す子にはハーネスつけるとかね)
で、n=1は結果がコントロールできず、安定しない。本当のギャンブルになる。
nが大きくなれば中心極限定理により標準偏差がルートn分の1になり、結果が安定してコントロール可能になる
99%成功する試行は100回やれるならトータルで勝てるけど、一回だけやったら外れを引くかもしれない。一回でも外れたら死ぬとしたら99%という確率に身を任せることは適切だろうか?っていう話
保育園の散歩中に車が突っ込んでくるようなのは極小確率と思って無視してるから確率に基づく価値判断はしてるけど、風呂の事故とか子供を一人にして襲われるとかはいい加減な確率に基づいて判断すべきでない(確率に身を任せるべきでない)と思う