2022-12-12

能力マッチングに関する戦略

労働供給者の能力ベクトルと、労働需要者が要求する能力ベクトル距離(あるいは類似度)を使えば1次元化されるけど、「労働需要者が多様である」「労働供給者は供給先を選べる」という前提を置けば、労働供給者は「適切な環境を選ぶ」という行為によって優秀になれる。これは能力がどうだったかというよりは、どの環境を選んだかということに依存する。環境が求めるものは多様なので優秀さの考え方が多様。

要点は「うちではこれが優秀の基準である」と表明した時、それよりもマッチする環境が他にあれば、労働供給者は単に自分が優秀となれる環境へ移動し、逆に表明にマッチする人材流入する。

この場合労働需要者が合理的なら「自分たちの環境にとっての優秀さ」を定義すべきであり、社会一般定義を参照する必要性はあまりない。

ただし優秀さの基準を過剰に多く求めれば、その分給与が高くなければ労働供給者が去るという点も考慮すべきだろう。

ちなみに職場内で比較優位のようなもの機能する場合単一の優秀さを定義するよりは、能力に応じた役割を与えるのが良い可能性がある。

anond:20221212002458

anond:20221212002613

記事への反応 -
  • いや、マジでいるよね、1次元で能力を測ろうとするランキング系バカ。 能力1,能力2,...,能力nでn次元で考えられるとしたら、「優秀」のバリエーションなんて無数にあるわけだが、ちょ...

    • もうちょい詳しく

      • 労働供給者の能力ベクトルと、労働需要者が要求する能力ベクトルの距離(あるいは類似度)を使えば1次元化されるけど、「労働需要者が多様である」「労働供給者は供給先を選べる」と...

    • ホモサピエンスの脳で直感的に理解できるのは順序関係まで。 それより複雑なものは才能が無いと無理。

    • なんかこう、わざわざ独立増田立ててまでマウント取ろうとしてて、そんな数学っぽく例える必要まったくないのに必死にやってるあたり、すごく誘い受けって感じがする すけべしよ...

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