これまで3社ほど経験して、どの会社もファンドに買われてMBA持ちの経営陣にすげかわるという経路をたどった。
まずやるのは不採算部門の整理。個々の事業は儲からなくても会社全体で見れば意味があった、とされてきたものもカットされる。場合によっては給与カットや早期退職を募るというケースもあった。
そして新しい事業をやりたがる。とはいえ、何か画期的なものがもたらされたことは一度も見たことがない。経営のプロは来るが事業のプロは来ないこともある。あるいは、経験者が来ても過去に実績があったらしいジジイで特に新しいアイデアはないとか。
そうやって経営陣が経営だけのプロ集団かジジイの同窓会みたくなる。
結局のところ、不満を抱えた有能な社員がごっそりいなくなり、次に売られるのを待つだけの会社となる。
3回も見てると、会社を良くするというより、整理の段階で生じるうまみがあって、それを吸い取るだけで彼らには十分なのかな、とさえ思ってしまう。
彼らが来なかったらもっと稼げぐ事業ができたのかというと、そんな自信もないので、自分はスキルが役に立つところにひょうひょうと移っていくのを繰り返している。
>自分はスキルが役に立つところにひょうひょうと移っていくのを繰り返している ↑ キミの通ったあとにはペンペン草も生えんとは(苦笑)てやつだな!!
わかるなぁ これ当事者になったときどうしたら防げるんかなぁ