某ドラマの女教室ミームでゲラゲラ笑ってたくせに、どうしようもなく、どうしようもなくヤンクミ庇われる側になってしまった。
DIOの男とは思えない色気の破壊力は凄まじい。これはオタクの幻覚などではなく、原作で述べられた記述のままである。
たくましい胸、白い肌、煌めく頭髪、こちらを惑わす細い瞳。
DIOは欲しいものを手に入れるためなら自分の色気を売っていたに違いない。
いや、 わざとそうしているのだろう。
気がつけば、みっともなくズボンを脱いで布団のなかで性器をいじくっていた。
時刻は日付が変わる前だった。
手荒くされるのも結構いいな、いやでも嘘でもいいから愛してるって言われたいかもな。
そんなキショい妄想をしながら、独り身の私は架空の男に性欲をぶつけた。
ひと通り満足した後、ふと、頭がさめてくる。
私の手は自身の体液でべたりと汚れていて、シンジ君が頭に浮かんだ。
男の人とまともに交際したこともないのに、なんでDIOでシコってんだろう……。
これが童貞のやってることならおもしろコンテンツだが、処女だとおちんぽ戦士もドン引きである。
いや、DIOのことは好きだ。
できることならばそのカリスマに圧倒されながら、血を吸われて死にたかった。
だけど本当に、何をしているんだろう。
日付が変わってしまった。
ヤンクミ、私のことも庇ってくれ。
女なのに何をシコってるの?
ちんこの名残をシコるんやで