2022-08-23

anond:20220823150030

元があればちょっと修正するだけ……みたいな言説は自動翻訳だとか自動プログラミングだとかの界隈でもよく言われてるんだが、現実的ではない。

中途半端に出来上がっているもの理解するという工程が挟まるのは負担だし、かといって大きく壊すことも出来ないのは足枷になる。

それと「アート」というのはものすごい長大歴史文脈から成り立っていて、真っ当な学問なんだよ。

芸術系大学学校入試では実技試験があるのを知ってるか? 絵を描くスキルがあるのは当然の大前提で、その先にある表現アートなんだ。 基本的スキルから指導してくれたりはしないよ。

ただ、今後はこういう AIアート文脈に組み込まれていくとは思うので長期的には事情が変わっていくかもしれない。

それとアートエンタメは別の事情があって、エンタメ基本的には気分の問題だ。

ただのハッタリでもそれが印象に残ればエンタメとして通用する。

記事への反応 -
  • 細部を確認すると歪んでたり繋がってなかったり粗が多いから、壮大、抽象的、幻想的ではったりが効く作風でしか凄そうに見えない

    • そういうところを人の手でちょびっと修正すれば良いだけじゃね

      • 元があればちょっと修正するだけ……みたいな言説は自動翻訳だとか自動プログラミングだとかの界隈でもよく言われてるんだが、現実的ではない。 中途半端に出来上がっているものを...

        • それがさぁ。 Photoshop で画像の不適切な部分だけ切りぬいて、その部分を補完するってやると、 Photoshop のAIがイイ感じに補完しちゃうのよ。 つまり、お絵描きAI=原案 Photoshop AI =校正...

        • と思わせておいて、見る側はそこまで気にしてないから、AIが出したものをちょっと修正したり書き足したりっていうのが案外流行りそうな気がする

        • 中途半端に出来上がっているものを理解するという工程が挟まる それはプログラムが抽象度の高い文字列だからじゃない? 絵は絵として出てくるからとんでもなくめちゃくちゃな絵を...

          • それが「歴史と文脈がある」という部分なんよ。 アートとしての絵画には文法があると言ってもいい。 たとえばラッセンの絵がアートとしての評価が低いのは文法が滅茶苦茶だからだ。...

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