1年ほどやっていた納期が滅茶苦茶な案件がようやく終わった。納期に間に合わないとまずい!という感覚があり、一生懸命間に合わせた。結果的に自社製品の理解が深まったという点ではよかったが、短納期案件はもうやりたくねーなと思った。
思ってたら、また短納期の案件が決まった。課長とかはしっかり意見してくれてるんだけど、技術の意見なんて、受注を前にしたらやっぱどーでもいいのかも。前よりもクソ納期案件でクソ客だった。
最初は頑張ってたんだけど、あまりにも短納期だから私が理解する前に出図されていく。先輩が爆速で書類を作ってくれる。でも一番ペーペーだからハンコは担当者のとこに押す。押すから不明点に問合せが来るけど、すぐに答えられない。なんだこの担当者、バカじゃねって感じだよね。自分でもそう思うもん。その積み重ねで気づいたらなんかもう全部どうでもよくなっちゃって、こんな案件早く潰れて、信用無くして、客は客で物が手に入らなくて焦ってさ、それの何が悪いのかわからなくなってしまって、全然仕事ができない。やばい。やばいことを自覚していて、自分はクソだと帰ってから落ち込むけど、会社に行くとやっぱりどうでもよくて、もう何にもしたくなくなる。
希望じゃない分野だけど頑張ろうと思って仕事してたら、気づいたらなんとなく希望の分野に寄っててラッキー部類の人間だなって思ってる。だから辞めたくないんだよ。福利厚生も悪くないし、残業代も全部つけられて、40時間超えないし、人間関係もほどよくドライで、フツーにホワイトな会社なわけ。辞めたくないけどさ、なんかもうだめなのかも。ていうか、辞めさせられるのが先か。