2022-06-23

今の若者に「選挙に行く意味」なんてあるわけがないよ

戦後すぐの1947年~1949年に生まれ団塊の世代は、約689万人。

その前後の期間に生まれてきた日本人も含めると、団塊グループの総数は約1000万人に達する。

よく「日本では高齢者多数派となっている」と言われているが、これは正確ではない。

団塊の世代前後世代は、生まれた時から常に多数派である

彼らが小学生の時は日本政治小学生向けの政治をしていて、彼らが大学生になると学生運動が盛んになり、バブルの時には経済成長と消費をけん引した。

そして2020年代現在、彼らが75歳前後になったので「今の日本高齢者多数派」になっているだけである

ここから本題であるが、選挙に近づくと「選挙に行く意味がわからない」という不平不満をよく聞く。

でも考えてみると、今の日本政治は完全に団塊グループ1000万人向けに特化されているのである

20代、30代、40代氷河期世代人達は「数」の上では絶対に勝てない。

最初から敗北が決まっている以上は、選挙に行く意味が無いのは当然の帰結ということになる。

これを打開するには、20代と30代は一人2票、40代氷河期世代は一人1.5票を持たせるルールに変えるしかない。

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