こないだテレビみてたら健康食品か何かのCMで、昔のコメディアンだったかのじいさんが野球帽後ろ前にかぶって「なんかこのクッッッソ怪しいの食べたらまだまだ元気が云々」てやってるのみて。
じいさんが野球帽後ろ前にかぶってるのとか何かの伏線かなと思ってみてたら特になにもなくCMが終わって、そういえば表題の件だよなあって思った次第。
いやね、昔からじいさんが年相応でない格好をしてるっていう表現は創作活動でよく使われてた。
ぱっと思い浮かぶのでいうと亀仙人なんかは登場シーンでみんなずっこけて「こりゃまた派手なじーさん出てきたな」みたいなコメントもあったと思う。それくらい、創作活動の中では年相応でない年寄りってのは一般化されてたと思うし、こういった表現が何の説明も無くすんなり読者に受け入れられてたって事は、客観的に見て説明の必要が無いくらい一般的にも起こりえたことなのか、それとも説明の必要も無いくらい一般的には起こりえないことなので物語として面白くなる手法として使い回されてたのか。
ま、そこも別にいいのよ。
いつまでも若くあり続けることは素晴らしいと思うけど、幼稚で居続けることを許容することとイコールではないのに、なんかここが混同された世の中になってきてる。
むしろ、幼稚で居続けることを許容するのは歓迎ムードなのに、年相応に年を取る方向は嫌悪される向き?そんなイメージの方がネットでは支配的。な印象。