世界で一番難しい楽器としてギネスに登録されている楽器は2つ存在する。
世界一難しい木管楽器としてオーボエ、世界一難しい金管楽器としてホルンが登録されている。
しかしながら、個人的には難しさというより、オーケストラでの振る舞いを見ていて「なんで???」という疑問のほうが大きかったりする。
まずオーボエ。
この楽器のオケでの大事な仕事の一つが、チューニングのA(ラ)の音を出すことなのだが…このチューニングの音色が微妙すぎる(人によっては明確に汚い)ケースが非常に多いのだ。
チューナーにらめっこで吹いているのでピッチは間違いなく正確なはずなんだが、音色が微妙なせいで、とても合っているように聞こえない。
具体的には、ヌラっとした音で吹かれると低く聞こえるし、一方でキンキンした音だと高く聞こえるんだよね。
そもそも、お前その音でソロ吹くのか?てかソロと同じくらい綺麗な音で吹かないのはなんでなんだぜ?とチューニングのたびに思う。
それこそ最高のリードで、最高に綺麗な音色で吹けば、コンマスの表情が曇ったり、ましてや文句言われることはなくなると思うのだが。
次にホルン。
毎度毎度ソロで「外すなよ、外すなよ、あー外した…」と、祈っては溜息出る始末。
それも擬音で表すと「プルッ」という、非常に耳障りな外し方をするんだけど、これわざとやってんの?
てかアマチュアのみならず、プロでも外すことが結構ある(とはいえ、流石プロだけあって注意深く聞かないとわからない程度の事故に収めている)のを踏まえると、ホルンは音が外れて当たり前の楽器なん?
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