2021-10-20

肛門呪い

本当にしょうもない話なんだが、聞いてくれ。

私は生まれて間もない頃に、全く排便がなかったらしい。日に日に腹は膨らみ、ついにはカエルのように腹はパンパンに膨れ上がってしまった。母が言うには、腹は引き伸ばされ銀色になっていた。

大丈夫なのか?!そう不安に思った母は産院に夜間救急受診した。

当直医は、もしかしたら肛門機能が弱いのかもしれない、人工肛門になるかもしれない、と。

母はそんなふうに産んでしまって、申し訳ないとおいおいと泣いた。

だが、翌日か翌々日かにブリブリブリ!!!と大量の便を放出した!!

私は人工肛門危機を逃れた。

...しかし、話はここで終わらない。

それから十数年、私はうら若き女子中学生というのに、いぼ痔になってしまった。

家族に話すと、父も、祖父も、叔父も叔母も、従兄弟も...さまざまな形で痔をかかえていた。切れ痔、いぼ痔、痔瘻、果てには肛門癌になってしまった人もいた...

乳児期の便秘は、偶然ではなく、必然だったのだ。そう、○○家の遺伝なのであった。

それからまた月日はたち、私も婚約相手ができ、じきに彼氏は婿に入ってくれることとなった。なんと...彼は...いぼ痔になってしまったと言う。おそらくこれは偶然だろう...しかし...もしかしたら...必然で、そして、遺伝ではなく「呪い」なのかもしれない。今はそう、思っている。

なんだか嘘の様になってしまったけれど、

実話です。

最近いぼ痔が悪化傾向になり、いろいろ思い出したので書きました。

みなさんも痔には気をつけてくださいね

  • 遺伝する物?よくわからないけどライターとかなりやすいと聞く

  • いぼ痔って痛みもなく出血するくせに 傷口に大便が出入りするとかありえねーよな そりゃガンにもなるわ

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