あらゆる対象に対して使われる「Kawaii」は差別用語だとは思わないけれど
そうじゃなくて人間の女に対してだけ用いられる時の「可愛い」は差別用語だと思っている。
他の用法では多種多様な「可愛い」があるのに、この用法の時だけ何故か純粋に容姿に対する品評となり、中身は一切考慮されなくなる。
犬猫や雑貨や人間の男に対しての「可愛い」は造形以外の要素も考慮されるのに、人間の女に対する「可愛い」だけが異様。
特に20歳以上の女に対してとか、「美人」でいいのに昨今は、絶対に「可愛い」としか言わないから
日本社会が如何に女に対してだけ幼さに価値を置く、異常なロリコン社会なのかを思い知らされる…
昔は美人とか美女とか綺麗とかって言ってたんだよ…それがいつの間にか「可愛い」一辺倒に。
昔だと小学生くらいでも同級生間では「美人」という言い方だったと記憶しているし、容姿の美しさは造形が整っているという意味しかなかったが
今は「可愛い」一辺倒なので、単に整っているのではなく幼い造形である事が評価の対象となっている。
男に対する「イケメン」と違いすぎるし、この男女の容姿に求められる不均等さが気持ち悪い
そして女の容姿に幼さ「だけ」を求める一方で、中身については都合良く成熟しわきまえた大人である事を求めているから本当に気持ち悪い