2021-10-04

物語を読んで人生を豊かにする余裕がない

物語が好きだった。小説が好きだった。

でも大人になった今、まったく本を読めていない。

たまに読む本も、すべてビジネス本になってしまった。

 

読みたい気持ちはある。ずっとある

でも余裕がない。

いつも追われている。成長しなければならない。会社を成長させなければならない。部下を成長させなければならない。

そういう強迫観念がある。

そんな中で物語を読む気になれない。

物語だって成長させてくれると思う。人生を豊かにしてくれると思う。

でも即効性は無いと感じる。その物語からなにかを読み取らなければいけない。

読み取らなければいけないが読み取れないかもしれない。

 

それに物語の作者たちを知ってしまった。

全員を知っているわけではない。

しかし俺が楽しく読んでいたあの小説の作者が、過激フェミニズム左翼的主張の信奉者であることが見えてしまった。

頓珍漢な経済論を主張して誹謗中傷ともいえる政治批判毎日のように行う人間であると知ってしまった。

そうじゃない作者も大勢いるだろう。

でも物語に作者の政治的主張が紛れ込んでいるかもしれないという可能性があるだけで手を出しづらくなってしまった。

知りたくなかったな。

素敵な物語を書く人はきっと素敵な人なんだろうなって、そう無邪気に思っていたかった。

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