2021-09-25

枝野幸男の言う「現実的外交政策」は何なのか?

最低でも県外」を掲げて政権を取った鳩山由紀夫米国を動かすことはできなかった。

当たり前である交渉には「日本の言い分を聞けば、米国に斯々然々の『利益』を与える。言い分を聞かなければ斯々然々の『不利益』を与える」と言う必要がある。鳩山政権には何も無かった。アイデア覚悟も無かった。

上で「米国を動かすことはできなかった」と書いたが「そもそも沖縄米軍基地負担を減らすために本気で行動するつもりは、最初から鳩山由紀夫には無かった」と書くべきだろう。大手タイヤメーカー株主として多大な利益を得ている人間が、石油産業趨勢を左右する米国に逆らうはずが無いかである

そのことに枝野幸男が気づいていなかったならば、彼は愚か者だし、気づいていて黙っていたならば彼は卑怯である

愚か者卑怯者のいずれであろうと、そんな人間の言う「現実的外交政策」など、絵に描いた餅でしかない。せいぜい「沖縄県の負担を減らすために九州離島負担押し付けます」と言うのが関の山だろう。

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