2021-08-10

同人エロ小説の羊の群れ

「先輩、何読んでるんですか?」

同人エロ小説

「な、なんでそんなもの部室で読んでるんですかあ」

「いや、最近ハマってて」

「そ、そうですか」

「あのさ、最近気になることがあるんだけど」

「なんでしょう」

同人エロ小説だと、よくヒロインが一晩に100人相手をさせられたりするんだけど」

「かわいそう」

「一晩が仮に夜8時から翌朝8時までの12時間だとして、1時間に8人だよね」

「そうなりますね」

「すると、一人あたり7〜8分・・・・・・短くない?」

「長い短いの問題じゃないですよ」

「あと、100人かいるってことは、一部屋に入りきらないし、順番もなかなか回ってこないから、時間になったらきてもらうとかなのかな」

「そんなシステム考えたこともないですけど、そうなんじゃないでしょうか」

「すると、朝の3時21分とかの順番に割り当てられたらさ、朝2時ぐらいに目覚まし時計をかけて、そこから出かけるわけ?」

「そうなりますね」

「そんで、現着して8分で追い出されるわけでしょ。割りに合わなくない?」

「ち、近くの酒場とかで飲んでるんですよ」

緊急事態宣言なのに?」

エロ同人小説の悪役がそんなこと考えませんよ。近くで宴会してるんです」

100人で?」

「いや、来るのがきついのは終電から始発の間までで、4、5時間ぐらいじゃないですか。

 1時間で7〜8人だとすると、5時間だと8×5で40人ぐらいじゃないですか」

「40人の酒盛りって、めっちゃ密じゃない?」

「いや、だからエロ同人小説の悪役なんですから、そんなこと気にしないんですよ」

「ともかく、40人ぐらいで近所で酒盛りしていて、時間になったらブザーか何かがなるから出かけていって・・・・で十分ぐらいしたら宴会に帰ってくる」

「帰ればいいじゃないですか、やることやったんだから

だって、まだ始発がきてないから、もう少し飲んでいかないと」

「概ね、宴会がメインですよね、この集まりすでに」

「うん、なんかものすごい話が盛り上がってても、呼ばれたらいかないといけないから、一回呼ばれるまでは少しシラフでいないといけない。だから帰ってきてから宴会の本番」

「まあ、呼び出されていってはみたが、泥酔していて役に立たなかったら、悪役としても「帰れ」って感じになりますよね」

「これ、やっぱり始発がくるギリギリの人が一番辛いよね。終電できて、そこから酔い切らずに3時間ぐらい宴会に参加して」

「その人眠そうですね」

「で、十分もしないでやることやったら、戻れ!って言われて」

「とぼとぼ席に戻ると、もう始発でみんな帰ってて、新しく始発に来た新顔と飲む気にもならないし、吉野家朝マックで食べて帰るんだろうね」

「かわいそう」

「でもまあ、100人でって言っちゃった以上、そういう役回りの人もいるわけで」

「朝の吉野家ビールを頼んで、ビールをください、ビールをください、って虚な顔で言うんでしょうね」

「狼になりたい、ただ一度」

「さっき狼になったはずなんですけどね」

100人の順番待ちをする狼はいないと思う」

羊飼いに追いやられる羊の群れですね」

ガラガラ

おはよう!なんの話ししてるの?」

「狼と羊の話」

「いや、エロ同人小説の話だって

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