新型コロナウイルスに対し、学級閉鎖が有効なのかどうかというのは未だに結論が出ていないはず。
去年の3月頃だったか、北海道での感染拡大は無症状の若い人たちがウイルスをばらまいているからしか考えられない、みたいな話しがあった。
幼稚園児や小学生あたりもウイルスをばらまいているんじゃないか、だから学級閉鎖は有効じゃないかと考えられそうだけど、実際に小学生くらいがウイルスをばらまいているかというとそうでもないらしい、という調査もある。
イギリスだったと思うけど、小学生の学級閉鎖は行わないことに決めたかと思う。
そもそも幼稚園児や小学生くらいだと一人で広範に行動することはほぼなく、ある意味社会からは孤立しているからウイルスを運ぶのは学校と家庭くらいになる。
じゃあ小学校でクラスター化しているかというとそんなこともない。全くないわけじゃないけど、少ない。
中学校のクラスターも少なく、高校くらいから部活や学校内でもクラスター化して、甲子園の地方予選辞退なんてことにもなっている。
じゃあ、なんでインフルエンザは学級閉鎖が行われるのかというと、単純にインフルエンザは子供にとってリスクが高いから。
インフルエンザに関しては子供から大人にうつすより大人が子供にうつす方が問題で、学級閉鎖は大人にうつさないための措置ではない。
家庭内感染しやすくてそれが起きるとダメージを受けるのは父親や母親なので子供へのダメージは直接的には低いが親がダメージ受けるので学級閉鎖するようになる
小学校内でクラスター化していない以上、学校から家庭にウイルスを持ち込む可能性が低く学級閉鎖は効果が薄い