ひどいいじめの話になるたびに加害者を吊るせという話になるけど、子供時代のパワーバランスなんてどっちに転んでもおかしくない。たまたまいじめられる側に回っただけでいじめる方を悪鬼のごとく罵るのも違うと思う(気持ちはわかるが)。
そもそもいじめを子供だけで解決させようとするのが間違ってる。加害者という悪い奴がいるということにしないで、いじめを発生させない、最小限に食い止めるシステムを構築していかないといけない。
例えば、親に心配をかけたくないから相談しないと一人で耐えた結果取り返しのつかない事態に発展する前に気軽に相談できるシステムを作るとか、クラス経営に関して抜本的な改革をするとか。
個人的には「いじめバイバイ」みたいなくそキレイな綺麗事ではなく、いじめの実例をあげて「うわコイツ醜いわ、いじめ醜いわ。クソダサ。いじめクソダサ」みたいな啓発があってもいいと思う。LINEで仲間はずれとかクソダサ道徳アニメみたいな価値観を子供に広げる。何で人を殴ってヘラヘラできるのか。アホなのかな。関わらんとこ。そういうのやめようよ、クソダサいから。そう気軽に言えるような空気を作るのが大人の責任だろ。何がいじめバイバイだよ、煽ってんなよ。
子供の世界って視野が狭いから、子供の啓発は解像度が低くても仕方ない。 それにリアルないじめの話を聞いてPTSDになる子供が出るかもしれないし、自分のやってることを客観視できな...