今の暮らしを世界中の人がやると世界はすぐに維持できなくなるんだよ、という話は幼少のころから聞かされているにもかかわらず、世界はまだそこまで深刻なダメージを負わずに続いている
技術の進歩もあり、身近ではエコカーや電気自動車が普及したり、ソーラーパネルが一般家庭にも設置されたり、少しずつ確実に来るべき日を遠ざけられているのかな、という気持ちはあった
でも、冷静に考えると、世界人口全員に豊かな暮らしをさせ続けるだけの資源が地球にないことなんてみんな知ってる
そんなのみんな知ってるわけ
でもさー、破滅したら困るから、なんだかんだ言いながらもぎりぎりのところで規制かけたり、技術革新が起きたりして、なんとかなるんじゃないかなって期待してた
流石に誰も破滅したくないじゃん
だこら未来をなるべく見ないふりして、薄々わかりながらもちょっといい未来を信じてたわけ
集団の意思決定を大きく変えられる人はいないんだなってのもわかった
自国の経済的不利益になってまで未来に生きる人はいないんだなってのもわかった
ってことは、身を切って未来の地球のために、なんて行動とれる国なんてあるわけなかったんだな、とわからされてしまった
せっかく目を逸らしてたのにさ