2021-05-17

消し逃げ芸の増田

消し逃げを頻用する増田出会った。消し逃げがもはや一つの芸の域に達していて、少し感心してしまった。

この増田ロジックでやり込められると、やり込められて都合の悪くなった記事は消す。ここまでは消し逃げ屋さんとして普通だ。普通と違うのは、どうやらこの増田場合、そうすることで親トラバリーから今やり取している子トラバリーを切り離すのを狙っている点にある。親トラバリーから辿って子トラバリーを閲覧する人たちの目を避けるためだろう。

そうして切り離した子トラバリーでは愚にもつかない罵倒書き込み、気が済むとそれを即消す。その間わずか数分なので検索エンジンクロールにはかからず、したがってweb痕跡は残らない。ただし、最後捨て台詞は残しておきたいらしく、消さない。

なにやらオンラインオフラインわず、この種のハラスメントの常習ぶりを感じさせるやり口だった。衆人の前では体面を取り繕い、陰に隠れて証拠を残さずちくちくやる陰湿さだ。

まあただ、そういう自分あながち人のことは言えない。増田論理倫理破綻したまま壮語する輩を見かけては、匿名の一増田となってロジックちょっかいかけるのが好きなのだから。消し逃げ芸の増田自分との違いは、自分場合論理倫理破綻している相手対象とする点、消し逃げしない点くらいだ。褒められた趣味ではないので足を洗いたいが、ついやってしまう。

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