増田で時々目にする、昭和生まれのおっさんが息巻いて書いたんだろうな、と思われる文章がたまらなく好きだ。
あのおっさんくささというものを一意に定義するのは難しいけれど、独特のクセ、時代を感じさせるギャグ、知識量、そして謎の説得力、すべてはおっさんの人生経験によるものだと思う。
そういった言語体系をマスターするには、やはりおっさんの人生をできる限り忠実に追体験するしかないと思う。
本なり、ビデオなり、データとして「あの時おっさんが通ったもの」に触れることはできるが、あの時代のリアルタイムな雰囲気を肌で感じることはできない。
インターネットアーカイブという便利なサービスもある。が、膨大すぎて使い方がよくわからない。単純に2000年代くらいまで遡ればいいというものではないと思う。