日本は超ハイリスクな研究はせずに、成功しそうな分野を見つけて、いかにキャッチアップするかが重要だった。
中国に関しては2009年くらいに、研究開発費は日本を抜かし、米国に肉薄、日本の数倍と指数関数的に増えている。
生産年齢人口が2015年にピークを迎えるとはいえ、日本と比べ技術政策が具体的かつ広範囲に渡っており、
今後も日本は振り回されるのが目に見えている。
日本から米国への直接投資は増えているのに、米国から日本への投資は増えていない。
ソフトウェアへの転換が乗り遅れたんだとか、サービスに乗り遅れたとか、何度も言われた話題があるが、
ソフトだけ注力しても駄目で、ハードとの両輪でないといけない。
複雑になりすぎていることへの対応にソフト対応が必要だが、日本の場合は色んな物を切り捨てて簡略化する方に向かってしまっている。