2021-02-02

「うっせえわ」で世界真実が見えた

若者気持ちをあの曲は捉えたと言う。

だが、作詞の人はオッサンだ。オッサン若者の悩みを見事に表現している。

そしてわかってしまった。

若者しか理解できない嘆きというものは無いのだ。

オッサンやオバサンは、若い人間の悩みなんて全て理解できるのだ。

強者弱者の完全上位互換だ。

若くなければ表現できない反骨は存在しないし、貧乏でなければ嘆けない貧困はない。

中島みゆきは良い所の生まれだが、「ファイト」田舎者のみじめさを見事に切り取って見せた。

「働けど働けど我が暮らし楽にならざり」と言った石川啄木は人の金で悠々自適に暮らすエリートだった。

それと同じことだ・。

まり、持っていない人間にできて、持っている人間にできないことはない。

苦しくなければ理解できない感情というものは、この世に存在しない。

そして、もし仮に力が無い人間しかからない感情というものがあるとして、その思いが純粋に人々に届くことはない。

何故なら、力がない人間表現力も言語化能力もないからだ。

気が付かなければよかった。

  • それだったら世界はもっと良くなってるんだよなぁ 貧乏人のことを本当に助けられるのは元貧乏人だけだよ 上辺だけのごっこ遊びなら誰にも出来るんだろうけど

    • 農村の悲哀を書くのは農村から離れた都市の人間 労働の悲哀を書くのは労働から開放されたブルジョワ 文壇ってむかしからそういうもんよ

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん