2020-12-29

近所のアル中

忙しい毎日をしばし忘れて、師走の末日。

来週から強力な寒気が日本列島雪崩れ込むらしい。

3年前に出会った中古住宅

広々としたリビングが気に入って購入したのはいいが、断熱機能が貧弱で

冬を迎えるごとに色々と対策を講じてはいるが今のところ最善手に巡り逢えていない。

もう一つ気がかりなことがある。

かいの家の家主がアル中なのだ

1日中家を出たり入ったりを繰り返している赤いジャンパーの男。

足を引き摺りながらコンビニへ向かい毎日変わらない銘柄発泡酒を購入している。

同じように足を引き摺りながら、飲み干した空き缶を街路樹や畑に向かい投げ捨てている。

頻度も半端ではなく30分に一回は徘徊している。

私はもともとアルコールを好んで摂取はしないが、その男軽蔑すべき生活反面教師

酒は完全に止めて、週に何度かのジョギングを習慣にしつつある。

だが、朝の新鮮な空気を吸おうと外に出るたびに、夕方気分転換散歩をしようとするたびに

片隅に捨てられた空き缶を目にし、多くの頻度でその男とすれ違うのだ。

その度に不幸な気持ちになる。

誰も嫌いな人のことなど考えたくはない。

好き好んで休日に苦手な上司の顔を思い浮かべながら過ごす人など居ないだろう。

長期休暇初日今日ジョギングに発つ私とアル中の彼は道端ですれ違う。

昨日より少し増えた空き缶が道端で冬の風に吹かれている。

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