抜歯や麻酔注射はさすがに痛いが、昔ほどではないし、大事になる前に受診すれば、痛みの伴う治療は避けられる。
私の問題は、口の中に溜まった液体で、溺れることだ。
自分の涎と、あとはエアモーター的なものが回るときに潤滑+冷却のために水が出るのだろう。
鼻呼吸が出来る普通のひとからすれば「なにいってんだこいつ」と思われるだろう。
私は鼻中隔変形とか言うのか、外から見ても少々鼻が曲がっており、穴に指を突っ込めばはっきり判る程度に、隔壁が片側にポコっと飛び出している。
そのせいだと思うが、鼻がよく詰まる。
狭いほうの穴だけ詰まるなら、広い方でリカバーできそうに思うが、鼻としてはひとつなので、鼻が詰まるときは両方詰まる。
つまり鼻呼吸が苦手だ。鼻の調子が良ければ問題無いが、詰まれば口に頼るしかない
またモーターが回っている間は、水を吸う管を入れることにより排水してもらうが、
バキュームされずに溜まり続ける少しの液体でも、喉を塞ぐのは充分だ。
結果、鼻も塞がれ、喉も通らず、安楽椅子の上でもがき苦しむ。
呼吸を止めて頑張り、耐えきれなくなったら手を挙げて、治療を中断してもらう。
が、頻繁に中断してもらうのは心苦しい、というかメンドクセー患者だなと医者に思われるのも嫌だ。
耐えきれなくて、溜まった水を上に向かって吐き出したことがある。
ワイは親知らず4回抜歯されたけどどれもいたくなかったやで