2020-12-12

福祉教育の違い、または闇

地方国立大学卒の教師でも、教え子の高校生東大に行きたいと言ったら、親身になって応援する人がほとんどだろう。

教え子が自分よりも出世することを嫌がる教師ほとんどいない。

それどころか、「アイツは俺が育てた」みたいに、自分より成功した教え子について自慢したりするのが普通

一方、福祉世界では全く事情が異なる。

統合失調症発症した東大卒が、障害者雇用の月給11万円の仕事に就くのを支援したい支援者は大勢いる。

しかし、発達障害東大卒が、その能力を活かして年収1000万円の仕事に就くのを支援したい支援者なんて皆無だ。

基本的福祉世界においては、被支援者が、支援者よりも、「上」になってはいけない。

支援される側は、支援する側よりも、常に劣っていないといけないのだ。

これが教育福祉の違い。

福祉とは、根本のところで施しなのである

  • 年収1000万の仕事ができるなら、引く手あまたなのではないでしょうか。 派遣や、転職サイトなどのサポートじゃだめなのかな。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん