あるコンテンツを、あるきっかけで嫌いになり、自分はこういうのが苦手だったのか、と驚き、気づくことがある。
反応しすぎじゃない?と、理性ではわかるが、生理的に受け付けないと、シャッターがピシャリとしまってしまうのだ。
たとえば、スライサーでサラダを作っているときに、指を切る描写があり、そのあと、サラダを食べている描写がある。
そもそもスライサーで指を切るという絵や映像が寒気がするほど苦手なんだけれど、そのサラダを平然と食べていることに、無理と受け付けなくなってしまう。
リアルではあることかもしれないが、漫画でわざわざ見たくない。
漫画のメインはほのぼの日常ラブストーリーなんだけれど、ラブに入る前にこれ以上見ていられず引き返してしまう。
また、アイドル系のアニメで、最初は7人雇うと言っていたのに、やっぱりそこから選抜するといい、競わせ、さらに試験を受けさせ、みんないいから合格!という茶番をする事務所にものすごく反感を持ってしまう。
くわえてマネージャーが仕事ができないのを高校生のメンバーがフォローしている。印象は最悪だ。まともな社会人として恥ずかしくないのか。
持病持ちでも活動したいメンバーをフォローすると請負ったのに、マネージャーがまたもフォローできてなくて、あまりにも味方側の事務所のやり方が受け入れられなくて、見れなくなってしまった。
いずれも見る前は、自分がこういうことをそんなに苦手だということを知らなかった。
好きなものはどうでもいいことがきっかけで嫌いになることがあるが、一度嫌いになったものはだいたいずっと嫌いであり続ける ある意味、何が嫌いかの方がアイデンティティに近いの...
ハマる時はこんなの好きだったんだと教えてくれ、覚める時はこんなの嫌いだったんだと教えてくれる
それまでもモヤモヤしていたけど意識に上がるまでではなかった違和感が悪い意味で符号が合い全体像を結んでしまう要石になるエピソードってあるよね