2020-11-26

レトルトカレーの恐るべき真実

私は以前は所謂レトルトカレーという奴を殆ど食べた事がなかった。

ところが最近、家で1人酒を飲んだ後の締めにレトルトカレーを食べる事がある。

しかし、レトルトカレーには問題がある。通常のレストランカレー店食堂などのカレーライスに比べると、明らかに量が少ないのである

まるで立ち食い蕎麦屋カレーである

ある日、「今日の昼はCoCo壱カレーにしよう」と楽しみにしていたのだが、午前の仕事から午後の仕事へ移動するための武蔵野線が突如人身事故によって運休し、川越線経由で遠回りした結果、昼食の時間ほとんど無くなってしまった事がある。仕方なく駅の中にある立ち食い蕎麦屋で「カレーライス大盛」を食ったのだが、その量の少ないこと少ないこと、配膳のおばちゃんが大盛券を見落としたのではないかと思った。

レトルトカレーにも同じような問題がある。通常のカレーライスのつもりで皿に飯を盛ると、カレーが実に少ない。終盤には恰も海苔佃煮ご飯を食べるように、わずかに残ったカレーを飯に塗り広げて「淡白カレーご飯」を食べる事になるのである

そこで私は非常に革命的な方法を思いついた。

まず、温めたレトルトカレーだけを皿に盛り、そこに見合った量の飯を後から入れれば良い。

この革命的な方法により、私の精神は新たな高い段階に到達したのである

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