2020-07-16

Go Toに対する恐怖感の正体

恐らくそれは知らない誰かから感染させられる恐怖だと思う。


しかしながら、実際の感染者は知らない誰かではなく濃厚接触者の方が多いと考えられる。

例えば

https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2488-idsc/iasr-news/9646-485p01.html

この事例では濃厚接触者の陽性率が31.1%に対し医師判断の陽性率は3.4%と、およそ10倍の差がある。

まり、知らない誰かから感染するより知っている誰かから感染するケースの方が明らかに多い。


しかしながら、現在飲食店喫茶店飲み屋でもマスクをせずに向かい合って大きな声で会話をしている光景は珍しくない。

Go Toに対し恐怖感を覚えるのであれば、これは明らかに感染リスクに対する認知の歪みによるものであろう。


例えば通り魔殺人が起こると通り魔が怖い怖いと騒ぐことになが、殺人事件の加害者は8割以上が顔見知り、5割以上が親族によるものだ。

もちろん通り魔は怖いのではあるが、リスクだけ考えれば顔見知りの方がずっと怖いことになる。

それでも顔見知りからの恨みを警戒しないのは、自分は(自分以外の頭の中を知り得ないにも関わらず)恨みを買っていないという思い込み認知の歪みがあるからだ。


同じように自分コロナウイルスにおいて、自分感染していないし家族や顔見知りも感染していないと考えているのではないか


Go Toに反対するのはそれなりの理にかなった考えだと思うが、Go To以上に知り合いとの濃厚接触を警戒すべきである

知らない誰かから感染するよりも知り合いか感染する可能性がずっと高いことを知って欲しい。

  • オリンピック利権を守るために、PCR検査を一般人が受けるのを妨害してきた それで医療者より陽性率が高いだけ

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん