2020-07-07

もう10年以上前のことだけど

タイプーケットに行って島周回ツアーみたいのなのに申し込んだ

朝、集合するとうちら日本人夫婦と、フランス語を喋るうるさい西洋人家族っぽい5、6人のグループ中東の人のグループ4人くらいだった

2、3、島をめぐりスノーリングなどした。スノーケルなどの道具は店の人が用意したものだ。すべて同じ見た目をしている。

ある島で昼食をとり、船にもどった。ここで中東の人たちはスケジュールが別らしく島に残った。

借りたスノーケルは船の上で乱雑に置かれ、どれを誰が使ったのかわからなくなっていた(と俺は思った)。

店のタイ人が「よし、もう終わりだから貸したもの戻してくれ」といって、自分が使ったと思われるスノーケルを適当に戻そうとした。

するとフランス語を喋るグループの一人のお姉さんが、スノーケルにマジックで書いてあった管理番号らしきものひとつづつ読み始めた。

(そんなもんが書いてあるのに俺は少しも気付かなかった)

はい、番号A154は?」「あ、おれのだ」みたいな会話をしてスノーケルを使った人に戻していく。

えぇ~?そんな番号あったの?!と思いつつおれは自分の使ったのがどれだかわからなくて焦る。

掃けたスノーケルはもうなくなってた。俺が使ったのはどこかいってしまったのだ。

店のタイ人に説明する。

すみません。ここに置いてたんだけど、なくなってしまった」

店の人は「オーケーオーケー、島に残ったアラブ人が持ってったんだろ」 といって全く気にしてない様子だった。

しかしこれはとても恥ずかしかった。

ああやって一見乱雑に貸し出されてた、同じ見た目をした物のID確認して覚えておくという習慣が俺にはなかった。

内心、ペチャクチャうるさくて、うぜえなと思っていた、あの西洋人たちがしっかりとそういう習慣を身に着けてたことに驚いた。

すいませんでした。

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