関東方言(といっても幅広いけど)と標準語の差異として、例えば、
ら行が撥音になる 例:わからない→わかんない、食べられない→食べらんない
間投詞としての"さあ"の使用 例:あのさあ、君さあ
”では”が"じゃ”になる、”ではない”が”じゃん”になる 例:それでは→それじゃ、ではないか→じゃんか
などがある
"ない"が”ん”、"へん"になる 例:わからない→わからん、わからへん、食べられない→食べられん、食べられへん
"まう"や"もう"の使用 例:食べてしまう→食べてまう 食べてしまった→食べてもうた
間投詞としての"な"の使用 例:あのな、君な
”だ”、”では”が”や”になる 例:それだと→それやと、ではないか→やんか、 やないか
となる
標準語→「見た目ではわからないけれど、いちど食べてしまえば思っていたよりもうまいではないか」
関東方言→ 「見た目じゃわかんねえけど、いちど食べちゃえば思ってたよりうめえじゃんか」
近畿方言→ 「見た目やとわからへんけど、いちど食べてまえば思おてたよりもうまいやんか」
口語を文字に書き下したときの標準語からの距離はどんぐりの背比べだろう
もちろん、標準語にない語彙や言葉の変化はどの方言にも有るし、
イントネーションも東京方式は京阪方式に比べて標準語に近いとはいえ、違いは多い
関西弁が標準語とかけ離れているというなら、関東方言含めて他の方言も標準語とかけ離れているし、関東方言が標準語と離れてないなら関西弁も標準語と離れてないとみなすべき。
勉強になった