このご時世、ネット特にSNSが隆盛を極めており、意見の表明・議論がすごく簡単にできるようになっている。
そして多様な人がいる以上は必然的に意見の食い違いは存在するし、それぞれの意見に対して批判を受けることはすごく大事なことだと思う。
しかし、言い合いに勝つためにすごく効果があるのに批判としてはすごく意味がない言葉を、時たまに聞くことがある。
・それはお前がそう言いたいだけ
→いやその通りで正解なんだけど。正解したお前の勝ちになるの?(→いつのまにか負けている)
・いい人に思われたいから言っているだけ
→えっ、そんなこと気にしなかったけど、でも実際にはそうかもしれない・・・と思ってしまったら最後、もう押し負ける。
→先生、間違ってるところを具体的に教えてくれないとどこを勉強したらいいかわからんのですが。(→反応なし)
・右だ
・左だ
・ハゲ
→また髪の話を
・(以下罵詈雑言のたぐい)
→めんどくさい、もうお前の勝ちでいいわ
そうやって勝ち負けが雰囲気で決まってしまい、負けた人間は消えていき、結果的には、効果があっても意味がない批判が得意な人間ばかりが残っていく。
むなしい。