小学生の頃までは、「○○ちゃんち、綺麗〜!」と友達に言われて、「まあうちのお母さん綺麗好きだからな」と思ってた。
違う。そういうことではなかったのだ。でも全然気づかず、「母親が綺麗好きだから家が褒められる」とまじで信じきっていた。
中学は金持ち私立に入れられて、周りの方が全然金持ちだったので、特に何も思わず育った。
周りは、「車は9台持ち」とか「家にカラオケ室がある」とか「廊下でバスケットボールができる」とかそういう環境。中高一貫で、親が金持ちすぎるので、就職せずに高卒になるという同級生もいた。だから「羨ましい」「庶民は肩身が狭い」と思っていた。
高校生の時点で小遣いは月に3万もらってたが、そんなもんなんだろうな〜と思ってた。
そんな感じで親がそこそこ金を持ってるということをあんまり意識せず育つ。
最近になって「わりと裕福な家庭で育ててもらったんだなぁ」とやっと気づいてきた。
ハテナで「奨学金を借りてる苦学生」の話とか聞くと、すごく偉いと思うのだが、未だに、なにか実感がない。
前に増田で軽く家庭の話をした時に「そんなのホンモノの金持ちじゃない」という反応と、「実感が太い奴はクソ」みたいな両極端な反応をもらった。それが年収2000万なんだろうな〜と思う。