「『敵』?」
「そうだ、敵だ。戦時中とも言われる環境、ストレスも貯まる。ストレスのはけ口が必要だ。誰かのせいにしたいが敵国はいない。米国は中国の責任を追求することで敵国として使うようだが、日本人は他者を罰する事を好まない者も多い。どうしても内部に共通の敵が必要なんだ。」
「・・・」
「だから、私が敵になろう。」
「新聞記者を呼べ。まずはこの状況を利益誘導に使おうとした情報を流せ。突拍子もない話がいい。妻も使おう。遊び回った証拠写真を流せ。他にも考えうる愚策を続けよう。そして私は喜んで叩かれよう。少しでも国民の心に安寧が訪れるなら惜しいものは無い。
いつかこの惨禍は収まる。そのとき私には地位も名誉も無いだろう。党にも迷惑がかかる。しかしそれでも国民には笑顔が戻るはずだ。麻生くん、君にも迷惑を掛けるがどうか耐えてくれ。。。」
「総理、私の人生も、想いも、全てあなたとともにあります……」
「麻生くん……」
内閣麻雀マンガからすると解釈違い地雷です・・